キーボード入力が苦手なので長文を打つのが大変! もっと簡単に入力できる方法はないかなぁ。・・・そう思ったことはありませんか?

そんな方におすすめの機能。それは、音声認識です!

キーボード不要! 音声認識でパソコンを操作する方法

キーボードを使わなくとも、マイクに向かって言葉を発すれば、その言葉が入力され、「起動」「スクロール」などの操作も、音声で行うことができます。

しかもこの機能、Windows Vista や Windows 7 に標準装備されているのです。つまり、あとはマイクを用意すればチャレンジ可能!

というわけで、音声認識の基本的な手順から使い方のコツまで、初めて使ってみた感想をまじえつつ、リポートいたします!

※ここではWindows 7の例で説明します

まずは必須のマイクを購入

今回購入したマイクは、「サンワサプライ USBヘッドセット MM-HSUSB10SV」。

キーボード不要! 音声認識でパソコンを操作する方法

ヘッドホンとマイクが一体化されているヘッドセットマイクです。外部の音が同時に聞こえる片耳タイプなので、電話やインターホンなどの音も聞き逃さないし、誰かと会話をすることもできます。

マイクはこちらから購入できます

マイクをセットアップ!

続いて、マイクのセットアップをします。「スタート」 ボタン→「コントロール パネル」→「音声認識」 と進み、「マイクのセットアップ」から画面の案内に沿って進みましょう。

詳しい操作手順は「Microsoft.com」に掲載されています

項目は多いですが、さほど時間はかかりません。ただし、いくつかポイントとなる項目があります。

まず「適切なマイクの配置」。

キーボード不要! 音声認識でパソコンを操作する方法

マイクはなるべく近いほうがいいのかと思いきや、「口の端から約2.5cm離します」とのこと。

ただ、あまり厳密でなくても大丈夫だと思います(ワタシは大丈夫でした)。

また、続く項目で「音量の調整」で文章を読み上げるのですが、これはコツがあるなと感じました。

キーボード不要! 音声認識でパソコンを操作する方法

「普段と変わらない自然な調子で」とあるので、そのように読み上げてみたところ、ワタシの場合はうまく認識されず次へ進めませんでした。

そこで、いつもより速度を落としてハッキリ読み上げたら、なんとか成功! アナウンサーのような読み方をするといいようです。

続いて、チュートリアルへと進みます。

チュートリアルで操作の練習!

チュートリアルとは、操作方法を覚えるための教材のこと。説明に従って音声入力を試すことができるほか、練習もできます。

正直、こんな立派な教材がWindowsには隠されていたのか・・・と驚きました(自分が使っていなかっただけなのですが・笑)。

キーボード不要! 音声認識でパソコンを操作する方法

文章入力の基本的な操作方法も、ここで学べます。たとえば、文章の最後に「。」を入れる場合は「まる」と言う、「?」を入れる場合は「疑問符」、「!」を入れる場合は「感嘆符」と言う、など。

ちなみに、このチュートリアルを使うと、パソコンが自分の声や発声を学習してくれます。

つまり、使えば使うほど音声認識の精度は上がっていく!

最初はうまくいかなくても、めげてはいけないということですね(笑)。

メールを打ってみた

ここからは実践編です。メールを音声入力してみましょう。

まずはヘッドセットマイクがつながった状態で、コントロールパネル、コンピュータの簡単操作、音声認識オプション、「音声認識の開始」の順にクリックします。

すると画面上に、マイクのアイコンとテキスト欄がセットになったソフトが表示されます。

キーボード不要! 音声認識でパソコンを操作する方法

マイクボタンをクリックすると、聞き取りが開始されます。
メール作成画面を開いてカーソルを表示させて、音声入力スタート!

「こんばんは まる かいぎょう とつぜんですが てん らいしゅうのどようびは ひまですか ぎもんふ かいぎょう いっしょにえいがをみにいきませんか まる かいぎょう おへんじおまちしています かんたんふ」

・・・このように読み上げた文章が、次のように入力されました。

キーボード不要! 音声認識でパソコンを操作する方法

くだけた言い回しや複雑な表現は認識させるのが難しそうなので、シンプルで正しい言い回しを意識しました。

・・・が、一発でうまくいったわけではありません(笑)。

「お返事」と表示させるのに結構てこずりました。「をへんし」「を変死」など、全く別の言葉が入力されてしまうのです。そんなときは、「それを選択」→「変換候補」と言い、「お返事」が出てくるまで、ひたすら発声を繰り返します。

そして、かなり滑舌よく発音するようにしたら、ようやく候補に「お返事」のワードが!

キーボード不要! 音声認識でパソコンを操作する方法

この場合、「いちばん」と言ってから「OK」と言います。これで無事に変換!

その後は、「お返事」がちゃんと認識されやすくなったので、おおっ、こうやって学んでくれるんだ!と、ちょっと感動しました。

発音の仕方やマイクの性能などにもよるのでしょうが、思うままに入力できるようになるには、ひたすら練習して精度を上げていく必要がありそうです。

ただ、「お世話になっております」など、定型文のようなスタンダードな言い回しは認識されやすい気がしました。まずはシンプルな表現を選ぶようにして、慣れてきたら口語や自分らしい表現も試してみるのがいいのかもしれません。

ブラウザで検索できるか試してみた

今度は、音声認識を使ってインターネットエクスプローラーでエンジョイ!マガジンのWEBサイトを検索してみました。

  1. 「スタートをクリック」と言う。
  2. 「インターネットエクスプローラーをクリック」と言う。
  3. ホームページに設定しているWEBサイトが開きます。カーソルが検索ボックスで点滅しているのを確認してから、「エンジョイ マガジン」と言う。
  4. 「番号を表示」と言う。
  5. 「●●をクリック」と言う(※●●は、クリックしたい場所の番号。下記参照)。
  6. 「OK」と言う。

・・・無事に「エンジョイ!マガジン」のページにたどり着けました!簡単です!

4で「番号を表示」と言うと、下記のようにブラウザ上でクリックできる箇所全てに番号が表示されます。

キーボード不要! 音声認識でパソコンを操作する方法

数字を言えば、その場所がクリックされるというわけです。

とりあえず、クリックしたくなったら「番号を表示」と言う。これを覚えておくと、かなり便利ですよ。

電源オフも音声認識でできる

最後に、電源を切るのも音声でやってみました。

「スタートをクリック」「番号を表示」「●●をクリック」・・・この順に言うだけで、サクッとシャットダウン。これは便利!

・・・というわけで、色々な操作を試してみましたが、音声認識に興味を持っていただけたでしょうか?

個人的には、パソコンを使っていて久々の感動を覚えました(笑)。慣れが必要ですが、使いこなせたら相当便利なのではないかと思います。

キーボード入力が苦手な人はもちろん、そうでない人も一度試してみる価値はありますよ!

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ダヨリン(ヨダエリ)

パソコン通信からネットに親しみ、ユーザー視点に立ったデジタル活用術の記事を『日経新聞』『日経ネットナビ』など多数の媒体で手がける。「イマ・ヒト・ココロ」が執筆テーマで、恋愛アナリストとしての著書も。思春期はドイツ在住。好物はお茶とROCK。 ⇒ダヨリン普通日記

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