子どもにスマホを持たせる前に、フィルタリングを知っておこう!

子どもが心配でスマホを持たせたいけれど、持ったらまた違った心配が・・・。そんな悩みをお持ちの方、実はこんな方法で解決できるんです!

子どもが予定の時刻になっても帰ってこないと「事故に遭ったんじゃないか」「変な人に連れて行かれた?」なんて、けっこう心配してしまう。
やはりスマホを持たせて、いつでも連絡を取れるようにしておいたほうがいいんじゃないかな? でも、スマホを持てば持ったで、また新しい心配も出てくるしなぁ・・・
たとえば「SNSや電話で、いつまででも友達と遊んでしまう」とか「学校裏サイト的ないじめにつながるサイトや、アダルトや暴力的な表現があるサイトを見てしまうんじゃないか」とか。
それだけじゃなくて「便利アプリに見せかけて個人情報を抜き取ってしまうアプリをインストールしてしまう」なんてこともあるらしいから、そんなことにも注意させないといけないし・・・

フィルタリングをかけよう!

そんな心配を軽減してくれるのが「フィルタリング」というものらしい。インターネットのWEBサイトを一定の基準で評価して、有害なページにアクセスできなくしてしまう機能だ。
18歳未満の青少年が携帯電話会社と契約する際は、保護者が不要だと申し出ない限りフィルタリングの利用が契約の条件となっているらしい。

フィルタリングについては、総務省の「フィルタリング(有害サイトアクセス制限サービス)をご存知ですか?」というサイトにわかりやすく紹介されているので、気になる人はチェックしてみて。

有害サイトフィルタリングブラウザーを活用しよう!

でも、携帯電話会社のフィルタリングを利用しても、完璧ではないようだ。
たとえば「Wi-Fiを使用するときはフィルタリングサービスが無効になってしまう」とか「アプリをダウンロードする際にフィルタリングが使えない」なんてことがあるみたい。
では、子どもに安心してスマホを使わせるには、どうしたらいいのだろう? と悩みながら調べていたら、こんなものが見つかりました!

i-フィルター for Android」という有害サイトフィルタリングブラウザーで、有害サイトをしっかりブロックしてくれるという。
携帯電話回線はもちろん、Wi-Fi利用時でも有害サイトをブロック。便利サイトを装った危険なアプリにアクセスしようとすると、警告画面を表示してくれる機能もあるそうだ。
さらに、曜日、時間ごとに利用を制限できる「端末の利用時間制限」、誰と通話したのか把握ができる「通話発着信履歴」、子どもが行った場所や居場所を確認できる「位置情報履歴」機能などもあるようだ。
こんなに便利で月額たったの200円(税別)。申し込み月は無料だから、これから子どもにスマホを持たせようと思っている人は、子どもの安全のために、利用を考えてみよう。
でも、まずは子どもと一緒に使い方のルールを決めておくことも忘れずに。
申し込みは、BIGLOBEセキュリティ「i-フィルター for Android」のサイトからできます。

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牛島義之(うしじまよしゆき)

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーランスとして独立。以降、アウトドアをはじめ、遊びにまつわる数々の原稿を雑誌やWEBサイトにて執筆している。 ⇒今日も明日も『ゆる~い生活』