iPhoneをマウスで操作できることをご存知でしょうか。Bluetoothを使えば簡単に接続できます。Bluetoothマウスは1,000円台で購入できるので、iPhoneを使いやすくするには安い投資です。
iPhoneの画面を見るために顔を近づけると、どうしても背中が丸まりがち。テーブルのスタンドにiPhoneを置いてマウスで操作すれば、背中を伸ばした状態で操作できます。また、画面にマウスポインタが表示されるので、操作手順の動画キャプチャを撮る時にも便利です。
iPhoneにマウスを認識させる
iPhoneにBluetoothマウスを認識させるには以下の手順を行ってください。
- iPhoneの「設定」から「Bluetooth」を開き、オンにする
- マウスの電源を入れ、ペアリングボタンを押す
- 認識されたら、「Bluetoothペアリングの要求ウインドウ」が開くので、「ペアリング」をタップする
以上で、マウスが認識されます。
▲「設定」の「Bluetooth」でマウスをペアリングする
ポインタの見え方を調整
続いて、iPhone側の設定を行います。
まずは、「設定」>「アクセシビリティ」>「タッチ」を開き、「AssitiveTouch」をオンにします。
▲「設定」から「アクセシビリティ」を開き、「AssitiveTouch」をオンにする
iPhoneの画面上にポインタが表示されるようになりました。次にポインタの形を調整しましょう。
「アクセシビリティ」に戻り、「ポインタコントロール」を開きます。
「コントラストを上げる」「自動的にポインタを非表示」というふたつのチェック項目がありますが、これはお好みで設定してください。そのほかにカラー、ポインタのサイズ、スクロールの速さなどを調節できます。設定はすぐにポインタの色や形に反映されます。
▲「アクセシビリティ」から「ポインタコントロール」を開き、ポインタの色、サイズを調整する
マウスを使ってみる
マウスを机の上に置き、操作してみましょう。このとき、iPhoneを立てかける専用スタンドがあると便利です。
使い方は説明不要なくらい簡単。マウスを動かすとポイントが動きます。ボタンの上でクリックするとタップになります。ホームに戻る操作がすこし面倒に感じますが、スクロールは快適。
文字のフリック入力もボタンを押すだけなので可能ですが、もどかしさはあります。人の指は器用だなと痛感しますね。
ポインタ付きの画像をキャプチャする
さて本題。iPhoneには「画面撮影」という機能があります。操作の過程を動画として「写真」に保存することができます。作業手順などを伝えるのに重宝しますが、どのボタンをタップしているのかわからないのが、玉に瑕でした。
Bluetoothマウスを導入し、ポインタを使って操作すると、なにをどうしたらという部分が明確に伝わります。「画面撮影」をするには、画面上部からコントロールセンターを引き出し、「画面撮影」のボタンをタップします。3秒後に動画撮影が始まります。
ポインタでどのボタンをタップしたかはっきりわかるので、相手に伝わりやすい画面動画を撮影できます。
▲コントロールセンターの「画面撮影」ボタンをタップする
コントロールセンターに「画面撮影」のアイコンがなかったら、「設定」の「コントロールセンター」を開き、「画面撮影」を追加します。
▲「設定」の「コントロールセンター」で表示する機能を設定できる
静止画にはポインタは写らないの?
動画ではポインタ込みで撮影することができますが、残念ながら静止画をキャプチャする「スクリーンショット」を実行すると、ポインタはその間だけ消えてしまいます。これは仕様なので、設定で変更することはできません。
どうしてもポインタ付きのスクリーンショットを作りたいときは、動画を再生し、ポーズボタンで動画を止めて撮影しましょう。多少面倒ですが、この方法ならポインタ入りのスクリーンショットを作成できます。
▲「写真」で動画を再生し、必要な場面でポーズボタンを押し、スクリーンショットを撮ったもの
以上、iPhoneでのマウス活用法でした。
仕事でスマートフォンを利用する場面も増えていますから、わかりやすい手順動画を作る際などに利用してみてください。
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