突然ですが、質問です。
1GBのファイルをダウンロードするには、月々に使えるデータ容量をどれだけ消費するでしょうか?
普通に考えれば「1GBのファイルをダウンロードするには、1GBかかる」はず……ですが、厳密に言うと間違いです。実は、1GBのファイルをダウンロードする際には、それ以上のデータ容量を消費しています。
今回は、そんな「ファイルのダウンロード」と「消費するデータ量」の関係について説明します。
外出中の大容量ファイルのダウンロードは避けたほうがいい?
仕事のやり取りも、LINEなどのチャットツールで行うことが珍しくない近頃。外出中に重要な連絡を受け取れるのはもちろん、電車移動中でも送られてきた資料をチェックすることができて便利ですよね。
ただ、そこでちょっと気にかかるのが、データ通信量です。
テキストメッセージのやり取りだけなら消費データも少なく済みますが、時には容量の大きなファイルをダウンロードすることもあるかもしれません。もしギガ単位のファイルが送られてきたら、通信制限に引っかからないか心配になってきますよね。
とはいえ、使えるデータ残量さえ意識しておけば、問題はないはず。「今月はあと2GB残っているし、1GBのファイルをダウンロードしても……まあ大丈夫でしょ!」と考えて、外出先で気軽に大きなファイルをダウンロードする人がいても何も不思議ではありません。
ですが本記事では、そこで「ストップ!」をかけたいところ。冒頭でも書いたとおり、ファイルをダウンロードするにあたっては、実は画面に表示されている容量以上のデータのやり取りがされているのです。
ファイルには「宛先情報のデータ」も付与されている
そもそも、ファイルの送受信を行う際に送信者と受信者のあいだで送られているのは、そのファイルだけではありません。実際にはファイルを正しく届けるための情報が付加されており、その分だけ容量が大きくなっているのです。
たとえとして、「手紙」をイメージしてみましょう。
手紙を送りたい相手に届けるためには、住所を書いて宛先を指定する必要がありますよね。同じように、ネット上でも「宛先」の情報が欠かせません。この情報はデータ化されてファイルに付与されているため、送信時にはもとのサイズ以上のデータ容量になっています。
また、送信の際にファイルが破損しないようにするために、データを制御して保護する必要もあります。ファイルをひとつ送るだけでも、見えないところではさまざまなデータのやり取りが行われているわけです。
ダウンロード失敗時のリスクが大きい!
もう一点、外出先での大容量ファイルの受信については、「ダウンロードに失敗した場合のロスが大きい」という問題もあります。特に電車での移動中や街中でのネット利用は、周辺環境の影響でいつ通信が不安定になってもおかしくありません。
もし途中で接続が切れてしまった場合は、当然ながらまた最初からファイルをダウンロードすることになります。余計に通信量を消費することになってしまいますし、それが1GBのファイルともなれば、ダウンロード失敗時のロスは決して小さくありません。
先ほどの「宛先情報のデータ」に関しても、個々のデータ消費はさほど大きくないかもしれませんが、塵も積もればなんとやら。ダウンロード失敗のリスクも含めると、出先で安易に大容量のファイルを受信するのはおすすめできません。
動画資料やページ数の多いデータは、光回線の整った場所でダウンロードするようにしましょう。頻繁に大きなファイルをダウンロードしてチェックする必要がある人は、「あらかじめダウンロードしておいて、それを外で開いて確認する」ようにするのがおすすめです。
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