長すぎるURLをメールで送ると、見栄えが悪いばかりでなく、相手のメーラーの設定によっては、URLの途中で自動で改行されてしまい「URLがクリックできない!」なんてトラブルも・・・。
そこで、長すぎるURLを誰かに共有するときに使いたいのが、短縮URL。
「短縮URL」とはその名の通り、URLの長い文字列を、短い文字列に変換したもの。ウェブサーバのリダイレクト(転送)機能を利用して、新しく生成した短いURLをクリックしたときにも、元々の長いURLと同じページに接続できるようになっています。
説明を読んで「イマイチよくわからない」と思った方も、実は意外と頻繁に短縮URLを目にしているはず。たとえば、Twitterでよく見かける「http://t.co~」や、「http://bit.ly~」というURL。これらも短縮URLを利用したものです。
百聞は一見に如かず。実際に短縮URLを作ってみましょう。
今回は、BIGLOBE本社の住所をGoogle Mapで検索したURLを短縮します。
パッと見ただけでも長そうですが、文書編集ソフトに貼り付けて文字数をカウントしてみると・・・
なんと、261文字もありました! これを、Googleの短縮URLサイトで短縮してみます。
入力欄に、短縮元となる長いURLを貼り付けて、右側にある「Shorten URL(URLを短縮する)」ボタンをクリック。
すると、右側に「http://goo.gl~」から始まる短いURLが表示されました。あとは、この新しくできた短いURLをコピーして、メールなどに貼り付ければOKです。
元々のURLと新しいURLを並べてみると、その差は一目瞭然。
新しいURLの文字数は、20文字。元々の261文字から241文字も短縮されて、すっきり!
長くなりがちなURLには、マップ以外にも、ブログ記事や通販サイトの商品ページなどがあります。こうした長すぎるURLをメールで共有するときには、短縮URLをうまく使って、相手に見やすい表記を心がけたいですね。