神社仏閣の厳かな雰囲気を写真に収めるコツ

写真は撮り方次第で被写体の雰囲気をガラリと変えることができます。神社仏閣を被写体に、その違いを比較してみます。

東京都大田区にある池上本門寺は、鎌倉時代の僧侶・日蓮が入滅(亡くなること)したとされる場所に建立された寺院。都会の喧噪から切り離された静謐な雰囲気に包まれています。

神社仏閣を荘厳な雰囲気で撮るには、「建物に正面から向き合って暗めに撮る」ことがポイント。建物を正面に見据えたことによる安定感と、暗くすることによる重厚感が、荘厳な雰囲気を生み出すのです。
そこで、「正面から暗めに撮った写真」と、「斜めから明るめに撮った写真」を比べてみましょう。

大堂(だいどう)

【正面から暗めに】

【斜めから明るめに】

鐘楼(しょうろう)

【正面から暗めに】

【斜めから明るめに】

神社

境内にはお寺だけでなく神社もあります。
【正面から暗めに】

【斜めから明るめに】

正面から暗めに撮った写真は静かな印象で荘厳さを感じさせ、参拝客になったような気分になります。それに対して斜めから明るめに撮った写真は、スナップのような気軽さを感じさせる、観光客が撮ったような写真です。
今回のように落ち着いた雰囲気のロケーションで撮影すると、自然とシャッターを切るテンポもゆっくりとなり、1枚1枚じっくり撮っていました。
写真を見ているとその時の気持ちが蘇ってくるようです。例えるなら”写真には己の心が写る”といったところでしょうか?

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島田喜樹(しまだよしき)

元サーイ・イサラ編集部員。イサラ本誌ではおもに「デジカメ講座」を担当。デジカメをはじめデジタル機器全般に目がなく、コンビニ感覚で家電量販店に入り浸っている。