シフトキーの機能は?使う場面の多い3つの用途

普段、キーボード入力をする際にシフトキーを活用していますか? エンターキーやデリートキーと比べると目立たないものの、ぜひとも知っておきたいシフトキーの3つの用途をご紹介します。

スペースキーで漢字に変換し、エンターキーで確定、そしてデリートキー(バックスペースキー)で削除。
初めてキーボード入力を学ぶ人は、まず最初にこのようなキーごとの特徴と機能を覚えます。
しかしそんななかで、ちょっとわかりにくい役割を持っているのが、シフト(Shift)キー。
エンター=確定、デリート=削除などのようにわかりやすい名前をしておらず、複数の機能を持っているキーのひとつでもあります。なんとなく目立つところにはあるものの、どういった場面で使えばいいのかわからない──そう感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなシフトキーについて、代表的な用途をまとめました。

アルファベットを大文字で入力する

「シフトキー」と聞いて、まず最初にこの使い方を思い浮かべる人も多いはず。
キーボードで文字を打ち込む際、普通に打ち込めば小文字で入力されるアルファベットが、シフトキーを押しながらだと大文字で入力されます。
また、キーボード上部の数字やエンターキー近くにある記号を入力する際には、シフトキーを押しながらだと別の記号が入力されます。
たとえば、「1」のキーだと「!」が、「6」のキーだと「&」が、「:」のキーだと「*」が、それぞれシフトキーを押した場合に対応しています。
ちなみに普段は大文字入力になっている場合、シフトキーを押しながらだと小文字になります。この設定を見直したいときは、シフトキーとCaps Lockキーを同時に押してみてください。通常は小文字、シフトキーを押すと大文字、の形に戻るはずです。

漢字に変換するときの選択範囲を変える

スペースキーでひらがなを漢字に変換するときに、自分が意図したものとは違う範囲が選択され、誤った文字に変換されてしまうことがあります。
たとえば、「東京と青山」と変換しようとしたら、「東京都青山」という予測変換が出てきてしまうようなケースですね。

そんなときは、スペースキーを押して変換する候補が出ているタイミングで、シフトキーと一緒に「←」もしくは「→」を押して変換する範囲を変更しましょう。

先ほどの「東京都青山」と出てしまう場合は、「とうきょうと」がひとつの単語として認識されている状態ですので、シフトキーと「←」を同時に入力。すると「とうきょう」と「と」が別の単語として認識され、「東京と」という形で変換しやすくなります。

全角入力時に半角スペースを入力する

ひらがななどを全角で入力をしているときは、普通にスペースキーを押せば全角スペース「 」が入力されますが、シフトキーを押しながらだと半角スペース「 」が入力されます。
これはもしかしたら、キーボード入力に慣れている人の中にも知らなかった人がいるかもしれませんね。ぜひ手元のキーボードで試してみてください。

まとめ

以上、キーボード入力の際のシフトキーの用途について、簡単に説明させていただきました。
多くの人にとっては当たり前のものかもしれませんが、キーボード入力に慣れていないと、このあたりって結構わかりにくいんですよね……。
キーボードにまつわる設定やちょっとした小技は下記のページでもまとめていますので、よかったらそちらも参考にしてみてください。

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けいろー(@Y_Yoshimune)

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。 ⇒ぐるりみち