プログラミング学習先取り!ラズパイとScratchで何をするの?

いよいよ2020年から小学校でプログラミング学習が始まります。「どんなことするの?」と心配している保護者も多いのではないでしょうか。ここでは、アイ・オー・データ機器のScratchプログラミングキット「UD-RP3PKR」を実際に体験してみました。ざっくりと内容を把握しておけば、実際の授業で戸惑うことも少ないですよ。以下で早速みていきましょう。

プログラミング学習ってどんなことをするの?

プログラミングというと、パソコンに向かってひたすら入力している、というイメージがありませんか?
子どもが学習するプログラミングは、例えるならゲーム機を設置して、ソフトを入れてコントローラーで遊ぶような感覚。

今回はゲーム機の代わりに「ラズベリーパイ(以下、ラズパイ)」という、とてもおいしそうなネーミングのマイコン(マイクロコンピューターの略。CPUを搭載した小さなコンピュータのこと)と「Scratch」というプログラミング言語学習環境を使ってプログラミングを学習していきます。難しいことや複雑なことはナシなので、ゲーム機やデスクトップパソコンを設置したことがある方なら、すんなりと始められるはず。

また、子どもの方が先入観もなく飲み込みも早いので、使いこなすのも早いです! それでは早速アイ・オー・データ機器のScratchプログラミングキットを使って、実際にどんなことをするのかをみていきましょう。

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▲アイ・オー・データ機器のScratchプログラミングキット「UD-RP3PKR」

まずはラズパイを組み立てよう!

届いたキットは、以下の通り。マウスやキーボードは見慣れていますが、素手で触るのはちょっと戸惑ってしまう基盤のようなものが「ラズベリーパイ」です。まずは、ラズパイを組み立てるところから始めます。届いたキットに組み立て方も分かりやすく書いているので、組み立てで戸惑うこともありません。

プログラミング学習先取り!ラズパイとScratchで何をするの?

▲ラズベリーパイ(左)とラズベリーパイケース(右)

届いたラズパイに、マウス、キーボード、マイクロSDカード、HDMIケーブルを取り付けていきます。ACアダプターを電源にさすのは最後です。HDMIケーブルでつなぐモニターは家に余っているパソコンのモニターでもいいですし、ない場合はテレビにつなぐといいでしょう。

プログラミング学習先取り!ラズパイとScratchで何をするの?

▲ラズパイのどこに何をさすのかがイラストで分かりやすい

プログラミング学習先取り!ラズパイとScratchで何をするの?

▲実際にラズパイにマウスなどをさして設置する

電源を入れてScratchを使ってみよう!

ラズパイを組み立てたら、起動させてScratchを使ってみましょう。今回のScratchプログラミングキットは、もともと SDカードにRaspbian(ラズビアン)というOSが入っているため、電源を入れてすぐ使い始めることができますよ。

また、「Scratchで学ぶプログラミング『岩飛びネコちゃん』ゲームを作ろう!」という冊子が入っています。Scratchの操作方法が細かく記載されているので、確認しながら進めていけば、小学校低学年でも無理なく進められます。

今回の「岩飛びネコちゃん」ゲームでは、走っているネコが岩を避けると得点が増える、というプログラムを組んでいきます。操作方法は、画面左に出てくる「カテゴリ」を選択して、どのブロックを使うか「ブロックパレット」から選択し、「スクリプトエリア」にドラッグします。プログラミング言語を直接入力するわけではなく、どのような操作をするのかまず「カテゴリ」を選び、細かい動作は「ブロック」を組み合わせていく、という作業。例えば、歩くときの足の動かし方も、秒数で早くしたり遅くしたり、画面に出てくるネコの位置も座標に数字を入れたりして設定していきます。

プログラミング学習先取り!ラズパイとScratchで何をするの?

▲マニュアルに細かい操作方法が記載されており作業が進めやすい

プログラミング学習先取り!ラズパイとScratchで何をするの?

▲実際の操作画面。小学校低学年でも冊子を見ながら進められる。

途中、小学校低学年では未学習の「座標」なども出てきますが、この操作をすればネコがこう動く、ということがイラストで分かるため、大人より子どもの方がサクサク進められます。

プログラミングは能動的にゲームが作れて楽しい!

単なるゲームであれば、チュートリアルをやって決められたルールに沿ってゲームを進めていきますが、プログラミングはゲームのルール自体を自分で決めることができます。プログラミングの楽しさは、自分から能動的にゲームを作ることができる点。絵を描いたり、文章を作ったりといったことと同じように、創造力を高める方法が一つ増えたと感じます。

今回の「岩飛びネコちゃん」ゲームも、要は、ネコがどのような条件のときにどんな動きをする(させる)のかを自分で創意工夫する、というところが学習のポイント。文部科学省が公表している学習のねらいとしても、課題を解決する手順を考える力や、試行錯誤しながらより良い解決方法を探せるようになること、とされています。

プログラミングキットでは、以下のようなものがいくつか入っています。

・子どもたちに人気のゲーム「マインクラフト」
・音楽を演奏や作曲ができる「Sonic Pi(ソニックパイ)」
・ラズパイのGPIOピンをセンサーやモーターとつなげてScratchやPythonから制御できる「GPIO(ジーピーアイオー)」
・テキストベースのプログラミングを学べる「Python(パイソン)」

これらのさまざまな方法でプログラミングを楽しく学ぶことができます。

大人も子どももゲーム感覚でプログラミングを楽しもう!

直接プログラミング言語を入力するような学習シーンを想像をしていたなら、なんだこれだけのことか! と、一安心したのではないでしょうか。国語や算数のように、子どもの好き嫌いがあるかもしれませんが、「プログラミングは楽しい!」というところから学習がスタートするので、変に構えすぎることもなさそうです。親子で趣味として一緒に始めてみるのも楽しいかもしれませんよ。

▼今回ご紹介したプログラミングキットの詳細はこちらから

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中野友希(なかのゆき)

税理士補助や経理、職場の衛生管理者としてメンタルヘルスケアに取り組むなど、探求心旺盛な会社員時代を過ごす。出産後、楽しい物事を文章で伝えることに使命感を燃やしながら、フリーライターとして独立。ヘルスケア、ペット専門のオウンドメディアなどを中心に執筆中。

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