パソコンの電源を入れても起動画面が途中から進まない時や、起動しても動作が非常に遅い時は、パソコンの不具合を診断する「セーフモード」で起動すると、正常に戻る場合があります。
セーフモードとは?
Windowsが正常に起動しない時に、不具合の診断・修復を行うとき用の起動モードのこと。
セーフモードでは、機能を限定して必要最小限のシステム環境で起動されます。そのため、普通にパソコンを立ち上げようとしても起動しない場合でも、セーフモードでは起動できることがあります。
セーフモードで起動する方法(Windows 7の場合)
1.パソコンをシャットダウンします
2.起動時に「F8」キーを押します
パソコンの製造元のロゴが表示されているうちに、キーボードの「F8」キーを数回、押します。
3.詳細ブート オプションの画面が表示されるので、「セーフモード」を選び「Enter」を押します。
「詳細ブート オプション」画面では、マウスが使用できない場合も多いので、矢印キーの上下で「セーフモード」を選択します。
4.「セーフモード」でパソコンが起動
セーフモードで起動したままでは、周辺機器やインターネットが使えません。また、画面解像度も低くなります。すぐにパソコンを再起動し、正常に動作するか確認します。
5.パソコンを再起動する
再起動したあとに、まだパソコンが正常に起動しない場合は、パソコンメーカーのサポートセンターに問い合わせしてください。
F8キー以外で起動する方法
「F8」キーでも「セーフモード」を起動できないパソコンがあります。その場合、以下の方法でセーフモードを設定してください。
Windowsのスタートメニューの「プログラムとファイルの検索」欄に「msconfig」と入力し、「Enter」キーを押します。
「システム構成」画面の「ブート」タブを開き、「セーフブート」にチェックを入れて、「OK」をクリック。
一度、セーフモードで起動したら、「セーフブート」のチェックを外して、パソコンを再起動してください。
→ Windows 8.1でセーフモードを起動する方法はこちらを参照にしてください