家族で共用のパソコンを使っていたりすると、自分がどんなサイトを見ていたかを他の誰かに見られてしまう可能性があります。
特に最近では、SNSに投稿するためにインターネットをしている人も多いと思います。
ログイン情報が記憶されたままのブラウザで、家族がインターネットをしているなんて・・・悪いことはしていなくても、考えただけでもぞっとしますよね。
そこで今回は、Internet ExplorerとChromeで「閲覧履歴を残さずネットをする方法」を紹介します。SNSだけでなく、ムフフなWEBサイトを見るときにも使えますので、覚えておいて損はありませんよ。
Internet Explorer 8以降で使える「InPrivateブラウズ」
Internet Explorerには、バージョン8以降から「InPrivateブラウズ」という機能が備わっています。
この機能を使うことで、Webページの閲覧履歴はもちろんのこと、フォームデータとパスワード、アドレスバーと検索オートコンプリートなどの情報が保存されることなく、ネット閲覧ができるようになります。
<利用方法>
利用方法は、以下の2つのいずれかがおすすめです。
- Internet Explorerを起動し、[Ctrl]+[Shift]+[P]を押す
- Internet Explorerを起動し、[セーフティ] ボタンをクリックし、表示されたコマンドから[InPrivate ブラウズ] をクリック
すると以下のような画面が現れます。
アドレスバー内の左側に「InPrivate」と表示されていればOKです。
同一ウィンドウ内であれば、タブを何枚開いても、InPrivateブラウズは有効。思う存分、あんなサイトやこんなサイトを閲覧しちゃいましょう。
InPrivateブラウズを終了するには、ウィンドウを閉じる、たったそれだけです。これならいちいち閲覧履歴を消す必要もなく便利ですよね。
Chromeの場合は「シークレットモード」を有効に
Chromeにも「シークレットモード」という名で同様の機能が備わっています。ムフフなページをこっそり見たいChromeユーザの方は、以下のいずれかの利用方法をお試しください。
<利用方法>
- Chromeを起動し、[Ctrl]+[Shift]+[N]を押す。
- Chromeを起動し、右上の「Chrome メニュー」から[シークレット ウィンドウを開く] をクリックします。
すると以下のような画面が現れます。
「シークレットモード使用中です。」の案内とともにサングラスとハットを着けた人が現れていればOKです。
Chromeの場合、 シークレットモードで表示したページの記録において、ブラウザの履歴、Cookie の保存場所、検索履歴が、タブをすべて閉じた後に消去される仕組みです。
シークレットモードのウィンドウを全て閉じれば記録が消えるのは、Internet ExplorerもChromeも同じですね。
いかがでしたでしょうか。
閲覧履歴には、個人的な趣味・趣向がたっぷり詰まっています。上記のInPrivateブラウズやシークレットモードはあまり知られていない機能ですが、身を守るひとつの術としてぜひ覚えておきましょう!