遠くに住んでいるウチの母。今ではブログをやったり、ホームページを立ち上げたり、パソコンを自由自在に使いこなしているけれど、最初は大変だった。
パソコンの操作でわからないことがあると、すぐに電話がかかってきて「ここがこうなんだけど、どうしたらいい?」なんて聞いてくる。
シンプルなことならいいけれど、ちょっと複雑な作業になると口で説明するのは至難の業。オマケに母のパソコンにどんなソフトが入っているかもわからないから説明しようがないのだ。
母には申し訳なかったけれど、その当時は「自分でやらないと覚えないよ」などと言って突き放してしまった。
でも、実は便利な解決法があったらしい。
それが、離れている人に自分のパソコンをリモートコントロール(遠隔操作)するという方法だ!
かつてのボクと同じ悩みをお持ちの方がいたら、これから紹介する方法でパソコンをリモート操作して、問題を解決してみてはいかがでしょうか。
Windowsの「リモート機能」でパソコンを遠隔操作する
操作する側・される側がどちらもWindowsパソコン(Windows XP・Vista・7)なら、もともと備わっている「リモートアシスタンス」機能を利用する方法が便利だ。
表示されるウィンドウに従って操作していくだけで、自分のパソコンを外部のパソコンから操作できるようになる。リモート時にはパスワードも設定するのでセキュリティ面も安心だ。
▼設定方法は、Microsoft.com をご覧ください
フリーソフト&アドオンでのリモート方法
Mac利用者なので、Windowsの「リモートアシスタンス」機能では操作ができない・・・そんな人は、フリーソフトを使って、インターネット経由でリモートコントロールをしてみよう。
LogMeIn
遠隔地にあるパソコン内のファイルの閲覧、電子メールのチェック、プログラムの実行が可能。スリープ中のコンピュータをリモートで起動することも可能だ。
なお、ファイル転送、リモート印刷、ファイル共有などの機能が必要な場合は、有償版「LogMeIn Pro」の利用が必要だ(各バージョンの違いは下記リンク参照)。
▼LogMeIn Free
TeamViewer
ファイル転送ができるので、データのやりとりが簡単にできる。また、専用の無料アプリをダウンロードすれば、スマートフォンでもリモートコントロールが可能だ。
ちなみに、無料版は個人利用のみ。企業や公共団体などのコンピュータへ接続できないようにソフト側で自動制御されており、商用利用の場合には有償版の利用が必要となるので注意したい。
▼TeamViewer
Chrome リモートデスクトップ
「Google Chrome」のブラウザを使っているパソコン同士であれば、別でソフトをダウンロードすることなく利用できる。
▼Chrome リモートデスクトップ
パソコンの前で頭を抱えて「どうすれば・・・」と悩む前に、これらの方法で悩みをスッキリと解決してみよう!