リモートでのプレゼンやYouTube動画の作成などで気になるのが”目線”。原稿やカンニングペーパーを見ながらだと、どうしてもカメラ目線が維持できないもの。
そこで思い出したのが、総理も使ってるプロンプターです。今回は、カメラ前にセットして使うお手軽プロンプターを紹介します。
そもそもプロンプターとは
「プロンプター」とは、演説やプレゼンなどを行うスピーカーの近くにハーフミラーを設置し、そこに映った原稿を読み上げる仕組みのことです。聴衆からはハーフミラーに映った原稿は見えないため、スピーカーが原稿をチェックするために利用されています。
テレビや動画で総理の記者会見などを見たときに、演台の近くに透明なアクリル板が設置されているのを見たことがあるかもしれません。あれがプロンプターです。
プロンプターを利用するメリット
プロンプターを使うメリットは、なんといっても聴衆側に目線を合わせて話ができる点です。また、原稿もバッチリ確認できるため、内容を忘れる心配もありません。
その結果、スピーカーの意識を聴衆に集中させられるため、演説やプレゼンの訴求効果も高まるわけです。最近は、YouTubeなどにアップする動画を撮影する人が増えたため、カメラにセットして手軽に使えるカメラプロンプターが人気を集めています。
カメラ目線で動画が撮れるカメラプロンプターとは
「カメラプロンプター」とは、読んで字のごとくカメラの前に取り付けるプロンプターのことです。プロンプター本体の中には、ハーフミラーが45度で付いています。
読み上げる原稿はスマホの専用アプリに準備し、ハーフミラーに投影したものをスピーカーが読む仕組みです。つまり、カメラの方向にカンペが見えるため、カメラ目線での撮影が可能になります。
実際に買ってみた!カメラプロンプターのセットには何が入ってる?
カメラプロンプター
1:プロンプター本体
2:カメラ取付用のリング
3:スマートフォン操作用のリモコン(Bluetooth)
4:取り付け穴用の蓋(収納時用)
こちらは、カメラプロンプターの本体を、カメラ取り付け側から見たものです。あえて、取り付けリングをずらして見せていますが、ハーフミラーがほぼ透過していることが確認できると思います。
カメラレンズに取付用のリングを付けた状態がこちら。レンズのフィルター径に合うようになっており、対応フィルター径は「49、52、55、58、67、72、77、82mm」となっています。
Bluetooth経由でスマホの専用アプリを操作できるリモコンが付属しています。スクロールする文字のスピードを変えたり、止めたりできます。
実際に使ってみた!読みやすくて便利
そして、実際にプロンプターをカメラに取り付け、スマホの文字をミラーに映したものがこちら。スピーカー側からは、ハッキリと文字が確認できます。
投影にはアプリを使用
最後に、スマホにアプリを準備しましょう。
スマホの文字をミラーに映してみせるということは、反転して見えるということ。つまり、スマホには鏡文字にした原稿を表示させる必要があるのです。
プロンプターのメーカーが作っているアプリも、プロンプターを問わず使える汎用性のアプリもありますが、付属のリモコンを使用することも考えると、メーカー製のアプリを使うのがスムーズでしょう。
動画撮影する人のマストアイテムでしょう!
今回は、カメラ前にセットして使うお手軽プロンプターを紹介しました。これさえあれば、カメラ目線で簡単に動画撮影が可能です。普段、YouTubeなどへ動画投稿している人なら、投資する価値は十分にあるアイテムといえるでしょう。ぜひ、その効果を実際に体感してみてください。