仕事を始めると、会社によっては専用のパソコンが支給されることがあります。それも新品であったり、業務によってはハイスペックな機種であったりして嬉しい気持ちになりますよね。
ただ、ここで注意してほしいのは、専用とは言うもののあくまでそのパソコンの所有者は会社である点です。私的利用はご法度ですし、業務で使用するにしても慎重に扱うことが求められます。
そこで今回は、新社会人が会社からパソコンを支給されたとき、何に注意したらいいのかを解説します。私的利用がなぜ危険なのかにも触れていますので、一緒に確認してみてください。
会社のパソコンの私的利用は危険!
まずは、会社のパソコンを私的利用する危険性について解説していきましょう。
パソコンが監視されている場合も
会社によっては、支給されたパソコンを遠隔監視・操作できるようにしています。チャットやメールの内容が会社に筒抜けになる可能性もあるわけです。
「そんなのプライバシーの侵害だ!」と憤る方もいることでしょう。しかし、個人に支給されたパソコンでも、その所有者はあくまでも会社です。
パソコンの管理権は会社にあるわけですから、社員の私的利用による情報漏洩のリスクまで考えると、会社による監視を社員側が拒否することは難しいと言えます。
情報漏洩に注意
会社のパソコンには、顧客情報のような部外秘のものが記録されていることもあります。万が一、部外秘の情報が外部に漏洩すると、会社に多大な損害を及ぼす危険性があります。
それがもし、私的利用が原因のひとつと考えられる情報漏洩だとしたら、社員側にも責任があるとして、会社から損害賠償請求される可能性があるでしょう。
損害賠償まではなくても、職務専念義務違反で懲戒処分の対象にもなりえます。自分の身を守るためにも、会社のパソコンは業務以外で使わないようにしましょう。
パソコンを支給されたときの注意点
パソコンを業務内でのみ使用するとしても、注意したい点がいくつもあります。
パソコン関連の社内規程を把握する
管理体制を整えている会社は、パソコンの使用に関しても規程を設けています。
基本的にこの社内規程の範囲内で使用してさえいれば、万が一、何らかの原因でパソコンから情報漏洩したとしても、社員側が責任を問われることはまずありません。
そのため、パソコンを支給されたら、まず社内規程の把握をおすすめします。
パスワードを付箋で貼るのはご法度
会社によっては、パソコンのパスワードを英数字と記号を混在させた複雑なものにしていたり、定期的に変更させていたりして覚えるのが大変かと思います。
だからといって、パスワードを付箋でパソコン画面の端などに貼るのはご法度です。万が一、社外の人にパスワードを見られると、情報漏洩の危険があります。
短時間でも離席するならロックする
同じ会社の社員しかいないオフィス内であっても、安心しきるのは危険です。
自分は社内規程の範囲内で適切にパソコンを使用しているとしても、他の社員まで自分と同様に高い意識のもと使用しているとは言い切れません。
短時間であっても、離席するのならパソコンにロックをかけるのが安全です。
社外に持ち出すときは許可をもらう
オフィス内に比べると、社外の方が紛失のようなリスクは格段に高まります。
そのため、多くの会社は支給したパソコンを持ち出し禁止にしているか、持ち出しを許可していたとしても上司に報告させるなどの規定を設けているものです。
面倒くさいかもしれませんが、持ち出しに関する規定はとくに守りましょう。
カフェなどで無料Wi-Fiを使わない
社外にパソコンを持ち出したとして、無料Wi-Fiを使うのはおすすめしません。
カフェや駅などではよく無料Wi-Fiが提供されていて便利ですが、こうした無料Wi-Fiはウイルスをばら撒く手段として悪用されるケースも多いのです。
社外でネットに繋ぎたいのなら、ポケットWi-Fiを使用するのが安全でしょう。
許可なくUSBメモリなどを使わない
支給されたパソコンの持ち出しが許可されないからと、必要なデータだけUSBメモリに保存して社外に持ち出そうとする方がいますが、とても危険な行為です。
USBメモリなどの小さな記憶媒体はパソコンよりも紛失のリスクが高まります。
また、そのUSBメモリが私物の場合にはセキュリティ対策が不十分になりがちです。USBメモリがウイルスに感染していたりすると、パソコンに移してしまうことも考えられます。
会社のパソコンは規則厳守で扱おう
今回は会社からパソコンを支給されたときに注意したいことをまとめました。
支給されたパソコンに関する社内規程を厳守するのは基本です。
その上で、たとえ規程に記載されていなくとも離席時に画面をロックしたり、無料Wi-Fiを使わないようにしたりなど、自分でできる対策を心がけるとより安心です。
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