知らぬ間に使ってるかも知れない環境依存文字。使ったときの影響は?

WEBの申し込みフォームなどで見かける「環境依存文字は使用不可」の注意文。なんとなくスルーしてしまっているけど、知らぬ間に使っているかも? 環境依存文字の正体と、使用時の影響について解説します。

インターネットで通販を利用したり、何かの申し込みをしたりする際、入力フォームの注意書きに「環境依存文字は使用しないでください」と書いてあるのを見たことはありませんか?

WEB上の入力フォームでしばしば見かけるこの環境依存文字、みなさんはどんな文字のことを指しているのかご存知でしょうか。また、もし知らぬ間に使ってしまっていたら、どんな影響があるのでしょうか。今回は、この環境依存文字について学んでいきましょう。

環境依存文字ってなに?

まずはじめに、環境依存文字とは何なのかをご説明します。環境依存文字とは、Windows Vista以降のWindows OSに追加された、日本語入力で変換できる文字のことを指します。
ユーザーとしては変換して使用できる文字が増え利便性が増したといえますが、実は良いことだけではありませんでした。

環境依存文字を使用すると思わぬ事態に

環境依存文字はパソコンの種類や環境(OS)に依存しているため、異なる環境で表示すると不具合を引き起こす可能性があります。

代表的な例が「文字化け」です。環境依存文字を使用すると、意味不明な記号や数字の羅列が表示される、いわゆる文字化けが発生し、受け取り手に正常に情報が伝わらないなどの問題が発生することがあるのです。

この不具合を招かないために、各サービス会社などでは「環境依存文字を使用しないでください」と注意喚起をしているということになります。

ちなみに、文字化けはメール上でも起こりうるため、もしメールの送信相手から文字化けを指摘された場合は、メール文面に環境依存文字を使用していないか確認してみましょう。

気づかずに使ってるかも?環境依存文字の具体例

そうは言っても、何が環境依存文字に該当するのか、見当がつかない方もいるかと思います。
ここでは、日常的に使ってしまいそうな環境依存文字の具体例をいくつかご紹介しましょう。Windows上では表示できるものの、他の機種では表示されないことがある文字の具体例がこちらです。

いかがでしょうか。
株式会社の省略文字や、mm、kgなどの単位記号など、つい使ってしまっている方もいるのではないでしょうか。文章を整理する際に便利な囲み数字も、実は環境依存文字の一つです。せっかく整理した文章をメールで送っても、受け取った相手側では文字化けしていて何が何だかわからない状態になってしまう可能性もあります。そうならないためにも、環境依存文字は使わないように気を付けましょう。

どうやって環境依存文字を見分ける?

最後に、環境依存文字の簡単な見分け方を紹介します。実は、どの文字が環境依存文字に該当するか、簡単にわかるようになっているのです。Windowsで文字変換をする際、その変換候補のリストをよく見てみてください。

各変換候補のとなりに[環境依存]という記載があるのにお気づきでしょうか?
そうです、この4文字が出ているものについては環境依存文字となりますので、WEB上での申請フォームやメール文章では使わないように気をつけてくださいね。

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うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。