仕事やプライベート用に複数のGoogleアカウントでGmailを利用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。筆者もそうです。仕事用では2つ、プライベートでは1つ、計3つの受信トレイを行き来する毎日で、パソコン上では、複数のブラウザとプライベートモードを活用して、3つの受信トレイを常時確認できるようにしています。
誤送信の恐怖。間違ったアカウントでメール送信してしまいそうになる
複数のアカウントを利用していて一番おそろしいのが、メールを送信するときです。ブラウザを変えてはいるものの、Gmailの受信トレイはどのアカウントでログインしていようが、ほとんど見た目が同じ。
それゆえに、急いでいるときや早く返答しなくてはならないときは、アカウントAから送信するべきメールを、誤ってアカウントBから送信してしまいそうになることがしばしばありました。「送信」ボタンを押す前は、細心の注意を払ってメールを送信するようにしています。
受信トレイが似ているのが問題だ。アカウントごとに背景を変えよう
誤送信の恐怖といつも隣り合わせなのは心中おだやかでなく、いつか本当に誤送信をしてしまいそうだと思った筆者は考えました。受信トレイがどれも同じ見た目だから間違えやすいんだ!と。そこで、アカウントごとにGmail受信トレイの背景をカスタムすることにしました。そうそう、できるんですよ!簡単に。
受信トレイの背景(テーマ)を変える方法
Gmailの受信トレイの背景の変更は、Gmailの設定から行います。
右上の設定アイコン(歯車マーク)をクリックし、テーマの「すべて表示」をクリックしましょう。
すると「テーマの選択」画面が開きます。
ここで気に入ったテーマを選んで「保存」をクリックすれば、がらりと受信トレイの見た目を変えることができます。
好きな写真を背景に設定したいときは?
プリセットされたテーマ以外にも、自分の好きな写真を背景として設定することも可能です。
さきほどの「テーマの選択」画面で、左下にある「マイフォト」という部分をクリックしてみましょう。
すると、写真選択画面が開きますので、そこから好きな写真を「選択」して「保存」しましょう。
このように、選択した写真がGmailの背景として設定されました。
受信トレイを、直観的に区別できるように!
こうすることで、ほとんど違いがわからなかった受信トレイを、アカウントごとに全く違う見た目の受信トレイへと生まれ変わらせることができます。
筆者のおすすめとしては、プライベート用には家族の写真や趣味の写真、仕事用に使っているのなら、自社のロゴやサービスのロゴを背景に使うなどです。なお、アカウントごとに、正反対の色味の写真にすると、明確に「自分がどのアカウントの受信トレイを開いているか」がわかりやすくなります。
写真を用意するのが面倒な方は、上述したプリセットされている「テーマ」で違いを出すのも手っ取り早い方法です。筆者はこの背景カスタムをして以来、非常に直観的に受信トレイの区別ができるようになりました。複数のGmailをやりくりする必要のある方は、ぜひこの背景カスタムを取り入れてみてくださいね。