業務が爆速に!エクセルの「Ctrl+α」ショートカット

エクセルのショートカットはたくさんありますが、特に「Ctrl+α」を使ったものが多いです。今回は、エクセルの「Ctrl+α」を使ったおすすめショートカットを紹介します。

Microsoft Excel(以下エクセル)にはたくさんのショートカットがあるので、有効活用して業務効率化を実現している人は多いでしょう。特に「Ctrl+α」を使ったものが多い点が特徴です。

しかし、意外と知られていないショートカットも多いため、この機会に覚えて業務に役立ててみてはいかがでしょう。今回は、エクセルの「Ctrl+α」を使ったおすすめショートカットを7つ紹介します。

今日の日付と現在時間を入力:「Ctrl」+「;」、「:」

まずは今日の日付と、現在の時間を一瞬で入力するショートカットです。

セルに「Ctrl」+「;(セミコロン)」を入力すると、今日の日付が瞬時に入力できます。一方、「Ctrl」+「:(コロン)」では現在の時間が入力可能です。

セルの初期設定を立ち上げ:「Ctrl」+「1」

任意のシートを選択中に「Ctrl」+「1」を起動すれば「セルの書式設定」が立ちあがります。通常はマウスを右クリックして選択するか、「ホーム」→「数値」の右下にある矢印をクリックしなくてはいけないため、そのひと手間が省略できますね。

なお、画像選択中に「Ctrl」+「1」を押すと「図形の書式設定」が立ち上がります、画像をよく使う人にはこちらも非常に便利です。

同じテキストを一括で複数セルに:「Ctrl」+「Enter」

複数のセルに同じテキストを一度に入力したい場合は「Ctrl」+「Enter」が便利。あらかじめ文字を入力したい範囲を選択した状態で、文字を入力して「Ctrl」+「Enter」を押すことで一度に入力できます。

文字の装飾:「Ctrl」+「2」、「3」、「4」、「5」

「Ctrl」+「2」、「3」、「4」、「5」は文字の装飾ができるショートカットです。1回押すと文字が装飾され、もう一度押すと装飾が解除されます。

数字によってそれぞれ、下記の装飾が適用されます。

・「Ctrl」+「2」=太字の設定・解除
・「Ctrl」+「3」=斜体の設定・解除
・「Ctrl」+「4」=下線の設定・解除
・「Ctrl」+「5」=取り消し線の設定・解除

検索・置換の呼び出し:「Ctrl」+「F」、「H」

エクセルで入力作業をしているときには、特定文字列の検索や置換を行うことも多いと思います。通常であれば「ホーム」→「編集」から「検索と置換」を選択しなくてはいけません。

しかし、「Ctrl」+「F」で検索、「Ctrl」+「H」で置換が一瞬で呼び出せます。これは覚えておくと便利ですよ。

下・右のセルに同じ文字列を入力:「Ctrl」+「D」、「R」

上のセルに記入された文字列を直下のセルへ入力したい場合は、「Ctrl」+「D」のショートカットで自動入力ができます。例えば、上図のような「〇」を入力する場合、キーボードでいちいち打ち込むのは面倒ですが、このショートカットを利用すれば簡単です。コピーをする必要もありません。

一方、左側のセルに記入された文字列を右側のセルへ入力したい場合には、「Ctrl」+「R」で入力できます。

下が「Down」、右が「Right」なので、比較的覚えやすいショートカットだといえるでしょう。

ショートカットを駆使して作業を時短化

今回紹介したエクセルのショートカットは、ほんの一部に過ぎません。しかし、これまでマウスで行なっていた作業からショートカットへ切り替えることで、作業効率が大幅に上がることでしょう。

できるだけマウスを使わず、キーボードとショートカットのみで作業をするように心がけるだけで、かなりの時短化が期待できます。ぜひ、この機会に「Ctrl+α」のショートカットをマスターしてください。

あなたにオススメ

ラチーコ

IT、エンタメ、ファッションから介護、債務整理関係まで節操なくカバーする副業ライター