Googleドキュメントのコメント機能は他のユーザーとドキュメントを共有する際にも便利な機能です。しかし、ボタンひとつで削除できるので、誤って消してしまったことはありませんか? また、コメントが見えなくなるという点では同じでも、「解決」と「削除」の2種類があり分かりにくい部分も。
本記事では、Googleドキュメントのコメントの「解決」と「削除」の違い、コメントの復活方法についてご紹介します。
Googleドキュメントのコメントが消える原因
Googleドキュメントのコメントは、ドキュメントの補足や添削などに使える便利な機能です。このコメントはコメントの右上にある「解決」ボタンをクリックすれば、簡単に終了させられます。
確認したらすぐに消せるので便利ですが、誤って消してしまうと焦ってしまいますよね。またコメントが見えなくなるという点では同じでも「解決」と「削除」の2つがあり、それぞれ違いがあります。
コメントの「解決」と「削除」の違い
コメントの「解決」とはコメントの右上部分にある「解決」をクリックするものです。(実際には「提案を承認」と表示されます)
解決を押すとウィンドウが閉じてコメントが見えなくなります。ただし、「解決」の場合は復活させることができます。(後述します)
コメントの削除は3つ点が並んだアイコンをクリックします。
そして「削除」を選ぶことで行えます。
これも同じくドキュメント上からコメントが見えなくなる機能ですが、解決と違うのは「完全に消えてしまう」ことです。
解決を押したコメントは後から復活させられますが、削除したコメントは復活させられません。そのためコメントを非表示にしたい場合にはどちらを選んだらよいかよく考えましょう。
コメントの復活方法
Googleドキュメントのコメントを復活させるには「再開」機能を使います。
1.Googleドキュメントを開きます。
2.ウィンドウ右上にある「コメント」をクリックします。
3.コメントの右の欄から「解決済み」を選択します。
4.解決済みにしたコメントのみが表示されるので、再表示させたいコメントを選択します。
5.縦に三つ点が並んだボタンをクリックし、「再開する」をクリックします。
「再開」したことは通知される
通常、コメントの返信や削除などの変更を行うと、ドキュメントを共有している人に通知されます。コメントを再開したことも通知されますので、知っておきましょう。
通知はされないように設定することもできますが、あくまで自分側の通知が切れるのみなので、相手には通知されることを知っておきましょう。
また、コメント欄に「解決済みです」「再開しました」という表示は残ってしまいます。これはどうやっても消せませんので、諦めるしかないようです。
焦らず「再開」させよう
Googleドキュメントのコメントは簡単に追加・解決できるのがメリットですが、誤って消してしまうと焦りますよね。
誤って消してしまっても、「解決」であれば右上のコメントから「再開」を押せば簡単に復活させることができます。
ぜひ試してみてくださいね。