ファイルの文字化けを解消!文字コードを変換して直す方法

テキストやCSVファイルをスマホに送ったら、文字化けしていて読めなかった場合は、文字コードの不一致が原因です。今回は文字コードの概要と文字化けしたときの対処法を紹介します。

パソコンで作成したテキストファイルやExcelのCSVファイルをスマホに送ったら、文字化けしていて読めなかったという経験がある人は多いと思います。これは文字コードの不適切な使用が原因です。
このほかにも、メールで送られてきたファイルを開いたら、文字化けしていて読めなかったという場合もあるでしょう。

そこで今回は、文字コードの概要と使い分け方法、文字化けしたときの対処法などを紹介します。

そもそも文字コードって何?

文字コードとは、パソコンやスマホなどのコンピュータ上で表示する文字の種類を判別するために、それぞれに割り振られた固有の数値(コード)です。

コンピュータはあらゆるデータを数値で処理する仕組み上、文字を表示する場合も数値で扱う必要があります。そのため、パソコンやスマホ、タブレットなどのデジタルデバイス上で数字を表示する場合には、文字コードが必要になるのです。

文字コードにはどんな種類があるの?

文字コードの種類はたくさんありますが、代表的なものとして以下のようなものが挙げられます。

  • UTF-8(ユーティーエフハチ・ユーティーエフエイト):近年、もっとも一般的な文字コードで、スマホやWebページなどにも多く活用されている
  • Shift_JIS(シフトジス):おもにWindows系のOSで活用される文字コード
  • EUC-JP(イーユーシージェイピー):おもにUNIX系のOSで活用される文字コード
  • JISコード(ジスコード):JIS(日本産業規格)が規定した、おもに日本語の表示に活用される文字コード

どうやって変換するの?

テキストファイルは保存するだけで自動的に文字コードが指定されますが、自分で指定することも可能です。文字コードは各種ソフトなどでも設定変更できますが、もっとも一般的なWindowsのメモ帳を使った方法を紹介します。

メモ帳はスタートメニューの「Windows アクセサリ」→「メモ帳」か、右クリックで「新規作成」→「テキストドキュメント」で起動可能です。

該当のファイルをメモ帳で起動して「名前を付けて保存」を選択しましょう。すると、画面の下のほうに「文字コード」というプルダウンリストが表示されますので、こちらから文字コードを選択して保存すればOKです。

文字化けしたときの対処法

メールに添付されたファイルなどを保存したとき、文字化けして読めない場合があると思います。そこで、文字化けしたファイルを正常な状態に戻すための対処法を3つ紹介します。

テキストエディタを使う

先ほど紹介したメモ帳と同じテキストエディタの中には、より多くの文字コードへ変換できる機能が備わっているものがあり、今回は「TeraPad」というソフトを使った方法を解説します。メモ帳では文字化けが解消できなかった場合は、こちらの方法を活用してみましょう。

▼動画でも解説しているのであわせて参考にしてみてください

では、順を追って解説していきます。

 

上記はJISコードで書かれた文書です。TeraPadやメモ帳では基本的にShift-JISで開かれるので、文字化けして読めません。

そこで、「ファイル」→「文字コード指定再読込」→「JIS」をクリックすると、文字が正常に表示されます。これで文字を読むことはできますが、このまま保存しても他のソフトなどでファイルを開いたとき、相変わらず文字化けした状態です。

次に「文字/改行コード指定保存」をクリックし、一般的なUTF-8を選択してOKをクリックします。この後、上書き保存することで、ファイルの文字コードがUTF-8に変更されます。

ここでは、スマホやWebサイトの多くが対応しているため、文字化けのリスクを減らせるUTF-8を選択するといいでしょう。

これでメモ帳など他のソフトで開いたときでも、正常に表示されるようになるでしょう。

スマホからパソコンへ転送する

パソコンからだと見られるメールの本文や、添付ファイルが文字化けして読めなかったという場合があります。iPhoneとAndroidの文字コードは、通常UTF-8が使用されているため、JISコードなどで作成したファイルを開くと文字化けしていることがあるのです。

このような場合は、スマホからパソコンへ転送することで、文字化けが解消されることがあるため試してみましょう。

また、Androidであれば文字コードを判別できるアプリもありますので、試してみるのもいいでしょう。

ファイルをダウンロードしてみる

メールのプレビュー画面などでファイルを開いたときに文字化けする場合もあります。これはメーラーの文字コードとファイルの文字コードの不一致が原因です。

この場合、ファイルをダウンロードした後、ソフトで開いてみることで文字化けが解消されることがあります。ソフト側とファイル側の文字コードが一致するか、ソフト側に文字コードの自動判別機能などが付いていれば、文字化けが解消される可能性が高いでしょう。

文字化け対策のためにもテキストエディタの準備がおすすめ

文字化けは突然起こるものですが、文字コードの存在を知り、テキストエディタなどで対応すれば多くの問題は解消できるでしょう。今回はテキストファイル中心に紹介しましたが、ExcelのCSVファイルなどの文字化けも、基本的には同じやり方で解消できますので試してみてください。

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ラチーコ

IT、エンタメ、ファッションから介護、債務整理関係まで節操なくカバーする副業ライター