コロナ禍で人との距離をとるために、会議のスタイルがこの一年で様変わりした方も多いことと思います。かくいう筆者もGoogleのテレビ会議システムであるGoogle Meetを週に2〜3度くらい利用しています。
筆者はコロナ前からテレワークがOKの勤務スタイルだったため、Google Meetも以前より利用していました。世間よりもちょっとだけテレビ会議に対して先輩な気分でいましたが、最近「ああ、全然Google Meetのことをわかってなかったな」と思ったことがありました。
Google Meetですぐに会議を始めたいとき、あなたはどうしてる?
Google Meetで会議をする際は、たいていは事前にGoogleカレンダーにスケジューリングされた会議の予定を開き、そこに記載されている「Google Meetに参加する」ボタンからアクセスして、会議に参加をします。
筆者は長い間この方法でしかGoogle Meetにアクセスしたことがなく、これ以外の方法を知りませんでした。
事前に予定されていた会議であれば全くこれで問題ないのですが、「今からGoogle Meetで少し話しません?」という突発的なテレビ会議を実施したい場合にも、Googleカレンダーを開き、予定を登録し、登録した予定の「Google Meetに参加する」ボタンをクリックしてGoogle Meetを開始する必要があり、非常に煩わしいと感じていました。
即URLを発行する技が、Gmail側にあった
そこで、もっと簡単にGoogle Meetを開始できないか調べてみたところ、その方法は意外な場所にありました。それは「Gmail」のサイドメニューです。
方法は簡単で、Gmailを開いたあとに
- サイドメニューの「会議を新規作成」をクリック
- 出てくるウィンドウの「今すぐ開始」をクリック
これで、すぐに会議を開始できます。
相手にURLを共有するときの注意点
「会議を新規作成」をクリックして出てくるウィンドウ内には、
- URLをコピーする
- 招待状を送信
のふたつの機能があるのですが、筆者が試してみたところ、いずれもおすすめしにくいものでした。
というのも、上記からコピーしたり、招待状を送信した際に、それを受け取った相手は会議参加のURLがリンクとしてクリックできない形式となっており、他の参加者に優しくないのです。
おすすめのURL送信方法
会議参加者にURLを送る場合は、「今すぐ開始」をクリックした後にGoogle Meetが開かれた状態で、そのアドレスバーにあるURLをコピーして送信してあげましょう。そうすることでクリック可能な(頭にhttpsがついた)URLを会議参加者へ送ることができます。
また、同様にGoogle Meetが開かれた状態で、左下の「ミーティングの詳細」をクリックすると「参加に必要な情報をコピー」という項目が出るので、こちらからでもURLのコピーが可能ですよ。
突発的にGoogle Meetを始めることが多いという方は、上記の方法を参考にGmailから開始してみてください。