Googleカレンダーの予定をWindows 10の標準カレンダーに同期させる方法

Googleカレンダーをパソコンのブラウザで開いているけど、ブラウザのタブの一つに埋もれてしまって、いまひとつアクセスしづらい、という方は多いのではないでしょうか。そこでWindowsの標準アプリ「カレンダー」に同期させる方法を紹介。タブで開くより使いやすいメリットも!

スマートフォンの普及もあり、GmailやGoogleカレンダーを利用している方も多いと思います。登録した内容がインターネット上に保存されるクラウドサービスは、デバイスを切り替えても同じ情報のまま利用し続けられるという利便性があります。

iPhone、Windows、Macを仕事で兼用する筆者もGoogleサービスにはとてもよくお世話になっています。

そんな中、最近Windows 10の標準アプリ「カレンダー」にも、Googleのカレンダーを同期できることに気づきました。今回はその設定方法やメリットをご紹介していきましょう。

Windows 10のアプリ「カレンダー」って?

Windows 10の標準アプリ「カレンダー」はWindowsロゴをクリックすると、上図のようにアプリの一覧に出てきます。

見た目としては、左に小さいカレンダー、右に大きいカレンダーが表示される形で、その点はGoogleカレンダーと同じです。Googleカレンダーに慣れている方であれば、ほとんど違和感なく利用できると思います。

Googleカレンダーを同期させる方法

カレンダーを開く方法とインターフェイスがわかったところで、今度はWindowsの標準カレンダーに自分のGoogleカレンダーの予定を同期させる方法を解説していきます。スクリーンショット付きで紹介するので長く見えますが、実際は1-2分で完了できます。

1.右下の「設定」をクリック
2.「アカウントの管理」をクリック

3.「アカウントの追加」をクリック
4.「Google」をクリック

5.Googleアカウントの「メールアドレスまたは電話番号」を入力

6.「パスワード」を入力
7.プライバシーポリシーと利用規約を確認し、「次へ」をクリック

8.Windowsを信頼できることを確認したうえで「許可」をクリック

はい、これでWindowsのカレンダーに、あなたのGoogleカレンダーの情報が同期されます。

上記のように土日に「キャンプ」や「登山」が入っているのがおわかりいただけたかと思います。

カレンダーはこんな開き方もできる

ちなみに「カレンダー」は他にも開き方があります。ここでは2通り紹介しておきましょう。

画面右下の「日付」から簡易的に開く

一つ目は画面右下の「時刻と日付」から開く方法です。ここをクリックすることで、簡易的なカレンダーが表示され、その日の予定もその簡易表示されたカレンダーで確認することができます。スマートな開き方で筆者はお気に入りです。

Windows ロゴを押したあとの「今日の日付」から開く

もう一つは、Windowsロゴをクリックし、「予定と状況」にある「今日の日付」をクリックする方法です。

ただ、これは人によって表示されている場合とされていない場合があるため、表示されている方のみこの方法もカレンダーを開く際の選択肢として認識してもらえればと思います。

おそらく、カレンダーをよく開いてる人に表示されるのではと思います。

注意:Gmailや連絡先も同期される。それらだけ解除する方法は?

さて、無事にGoogleカレンダーの予定を同期できましたが、実はこの同期にはひとクセありまして、Googleカレンダーを同期すると、その他にGmailと連絡先も同期されるようになっています。
カレンダー、Gmail、連絡先が同期されたほうが都合がいい方はそのままでかまいませんが、「Googleカレンダーだけを同期させたい方」のために、メールと連絡先を同期しない方法も紹介しておきます。

1.カレンダーの右下の「設定」をクリック
2.「アカウントの管理」をクリック

3.さきほど追加した「Googleアカウント」をクリック
4.「メールボックスの同期の設定を変更」をクリック

5.メールを「オフ」にする
6.連絡先を「オフ」にする
7.「完了」をクリック

8.「保存」をクリック

これで、Googleカレンダーのみが同期されるようになります。

Googleカレンダーより使いやすいと感じる点

この同期の方法を見つけてから従来よりも便利にGoogleカレンダーを利用できるようになったと感じています。そこで、使い続けてみて筆者なりに気づいたメリットを最後にご紹介したいと思います。

  • アプリとして独立するので、ステータスバーからすぐに開きやすい
  • アプリとして独立するので、カレンダーのウィンドウサイズを好きなよう固定して置いておける(ブラウザ内の1つのタブでGoogleカレンダーを開いていると、ある程度ネットを見やすいようなウィンドウのサイズ感にしておかなくてはいけない)
  • 次の月や前の月を見る際、マウスホイールで「継ぎ目なく」スクロールして見られる(Googleカレンダーはひと月ごとに面で切り替わるため、少々見づらい)
  • スポーツの試合日程などを簡単に読み込んで表示できる
  • Windows 10ユーザならすぐにでも使える(標準インストールされているので)

Windows 10のPCでGoogleカレンダーをスマートに使いたい方におすすめしたい標準カレンダーへの同期。方法も全く難しいことはありませんので、いままさにWindows 10でこの記事を読んでくださっている方はぜひとも挑戦してみてください。

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うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。