これ、何だかわかりますか?

ドリルで穴を空けたハードディスク

実は、ぼくのノートパソコンに入っていたハードディスクです。
数か所にドリルの穴が開いていますが、これでもう円盤部分のディスクを読み込むことは、ほぼできないでしょう。

本来、使い古したパソコンは単に破壊したり捨てたりするのではなく、資源として再利用できるように「PCリサイクル」することを心がけたいところ。

そんな中、いろいろなパソコンの処分方法を検討し、今回はハードディスクの破壊にチャレンジしてみました。

既に故障して使用できない古いパソコン数台をはやく処分しようと思いながら、とりあえず自宅にしまっておけば安全だと処分を棚上げにしていましたが、ものすごく簡単かつ確実に廃棄することができて気分もスッキリ!

その前に、なぜパソコンをそのまま捨ててはいけないのか?

パソコンの中にはハードディスクという、簡単に言えば円盤状の「情報を記録しておく装置」が入っています。その中に残っているデータや記録がそのまま「流出」したら、きっと困りますよね?

やはり、何かあった時を考えると、事前にデータを消去しておきたいわけです。

捨てられなかったパソコンがズラリ

では、パソコンをそのまま捨てるとどんな不安なことが起こるのでしょうか。

ぼくの場合、ノートパソコン2台と外付けハードディスクが1台。この中には15年も前に買ったものもあり、もはや何のデータが入っているかも定かではない状態。
とはいえ、このまま捨てるのは良くない、ということだけは確か。例えばこんなことが考えられるからです。

  • メールのアドレス帳には個人情報が満載。もし流出して悪用でもされたら、多くの友人知人はじめ仕事上の関係者にまで迷惑がかかるかもしれない。これはヤバい!
  • 人に見せてはいけない仕事上の機密資料も入っている。就業規則だけでなく、取引先との業務委託契約や秘密保持契約などにも反してしまうかも。ヤバいヤバい!
  • 人に見られたくない内緒な情報がたくさんある。このまま内緒にしておきたい。(というか、ここで言ったら内緒になってない!?)

あるいは、こんなことも考えられます。

  • クレジットカードでネットショッピングをしまくった記録。別に恥ずかしいものは買ってないけど、クレジットカードの情報が漏れるのは、やっぱりコワい!
  • 人に言えないウェブサイト(そればっかり・笑)の閲覧履歴やお気に入り。他人に知られたら、ただただ恥ずかしい。悪用されたら立ち直れないかも!
  • ウェブサイトやサービスを利用する際に必要なIDやパスワード。普段使っているサービスを乗っ取られたら大いに困る!
  • たいした内容ではなくても、メールの中身を他人に見られるのは気持ち悪い!

というわけで、パソコンをそのまま捨てちゃったら、これらの心配事に付きまとわれて、気が気じゃない毎日を過ごすハメになりそう...。

このような不安な状況にならないようにするには、まず最初にハードディスクの中にあるデータを消去しておくことが最も安全で安心だと言えます。

まずは「自分でデータを消去」しよう

パソコンのデータは、たとえゴミ箱に移しても完全に消去されるわけではありません。ゴミ箱から消し去ったとしても同様。表向きには見えていませんが、パソコンの内部では、実は記録が残ったままなのです。

そこで、まずは「論理的消去」を行いましょう。これは簡単に言えば、何らかのデータを上書きする等の方法によって「データを消去する」ことです。主に市販されている専用のソフトウェアを使って、比較的簡単にハードディスクの中身や特定のデータを完全に消すことができます。

ソフトが高そう、使い方が難しそう、二度と復旧できないと言われると気後れする等、一昔前までは敷居が高く感じられたもの。ところが今や、本当にリーズナブルに入手できて、しかも簡単なものが多い。

ハードディスクを丸ごと消去するものが主流ですが、ピンポイントで特定のデータを消去できるものもあります。例えばこのBlack Hole X4ファイル.フォルダ単位データ消去ソフトは1,008円(税込)!

Black Hole X4ファイル.フォルダ単位データ消去ソフト

お手持ちのパソコンにインストールして、ごみ箱に捨てる感覚で消したいデータをドラッグ&ドロップ! これだけで二度と復元できないそうです。すごいですね。

フォルダに保管している「秘密のデータファイル」をばんばん捨てるには、もってこいじゃないでしょうか。ね、おとうさん!

あ、ちなみに、HDDの丸ごと消去するソフトもありますよ。
廃棄する前にオンラインで購入してそのままHDDを丸ごと完全消去。なんてお手軽!

パソコンの処分方法・その1 「メーカーに任せる」

パソコンを処分する際、まずはメーカーの情報を調べてみることをおすすめします。例えばNECの場合、121ware.comの中でご家庭のパソコンの回収・リサイクルについて詳しく案内しています。

回収・リサイクル(家庭系パソコン)

処分はもちろん、買い取りの条件なども丁寧に説明されていますので、まずはこうした各メーサーのサイトをチェックしてみましょう。最適な処分の方法が見つかるかもしれませんよ!

パソコンの処分方法・その2 「専門業者に廃棄を依頼する」

自分でハードディスクの中身を消すのはちょっと難しそう...そう考えている方には、廃棄専門業者に依頼する、という方法もあります。

例えば、埼玉・大阪・名古屋を拠点に「パソコン及び家電のリユース・リサイクル」を行っているパソコンファーム

不要になったパソコンを指定の場所へ送るだけでいいとのこと。つまり、かかる費用は送料のみ! 一瞬「えっ?」と思ってしまうほど簡単な処分方法です。

パソコンを送るだけで済む、便利なサービスも!

パソコンファームの方にお話しを伺ったところ、回収したパソコンのハードディスクは、全て物理的に破壊するか強磁気によるデータ消去を行っているとのこと。持ち込みした方なら、その場でデータ消去作業を見せていただけるそうです。

ただし、受け付けできないものもあるので、事前にしっかり調べましょう!

パソコンの処分方法・その3 「ソフマップに持ち込んで目の前で破壊!」

結局のところ、パソコン処分で気になるは、次の5点でした。

  • 確実にデータを消去またはハードディスクを破壊できる。
  • その様子を自分の目で確かめたい。
  • ハードディスクを含めたパソコン全体を処分できる。
  • 簡単、手間がかからない。
  • 料金が安い。

そこで、最終的に採った方法はソフマップのハードディスク破壊サービス。まさに上記の5つの条件をすべて満たしています。

ソフマップのハードディスク破壊サービス

冒頭でご紹介した、ドリルで貫通した無残なハードディスクの写真も、実はソフマップで物理的破壊したもの。対象の店舗にハードディスクを持ち込むと、目の前で破壊マシンにセットし、ものの十秒ほどで終了してしまいます。

料金は、自分でハードディスクを取り出していけば1台930円(税抜き)という安さ! 取り外しもお願いする場合は1台500円です。

今回お邪魔したのはソフマップ秋葉原リユース総合館。こちらには一度に複数台を持ちこむ人が多いそうで、ほとんどの場合はハードディスクを自分で取り外してくるそうです。

『大事なデータ処分にお困りのお客様、ぜひソフマップのハードディスク破壊サービスをご利用ください!』とは担当の神山さん。目の前ですべての作業を見せてくれる安心感が人気の理由なんでしょうね。


ハードディスクを取り出す神山さん


ノートパソコンからハードディスクを取り出し中。自分で取り出せない人はそのまま持ち込んでOKです(有料ですよ)。


スタートボタンを押す神山さん


HDD破壊機にセットしてスタートボタンを押す神山さん。


穴があいたハードディスク


これを繰り返すこと3回、ものの数分。持ち込んだすべてのハードディスクに穴を開けちゃいました!


こうして、長年棚上げしたままだったノートパソコン処分問題は、破壊したハードディスクごとすべて引き取ってもらったことで解決したのでした。

ちなみに、ソフマップのハードディスク破壊サービスの対応店舗はこちらでご確認いただけます!


あ、そうそう。
この他にもいろいろな方法がありますが、試しにBIGLOBEなんでも相談室で「パソコン 処分」で検索してみると、参考になる情報があるかもしれませんよ!

注意)
この記事内でご紹介した方法は、データの漏えいや復元の回避を保障するものではありません。また、パソコンを処分する際は、予めハードディスクのデータを消去をしたうえで破壊する方法が安心です。ご自身の判断と責任において行ってください!

パソコンを買い替えたら、「データの引っ越し」をしよう!

古いパソコンを処分する時、それは新しいパソコンに買い替えた時!という方が多いと思います。

BIGLOBEでは、新しいパソコンの選び方から各種設定とデータの移行方法についてわかりやすく紹介しています。特にWindows XPからWindows 7にデータを移す方法は、画面付きで説明しているので、とてもわかりやすくて便利。ぜひご活用ください!

パソコンの買い替え/お引越し

※2012年03月29日時点での価格となります。サービス側にて価格変更がされた場合、記事で表記している価格と異なることがありますのでご了承ください。

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大内 征(おおうち せい)

宮城県仙台市出身。元エンジョイ!マガジン編集部員。現在は「故郷・地方・地域社会・自然」をテーマにコンテンツ・プロデュースを行うとともに、コラムや原稿なども執筆している。 ⇒ローカライズ プロダクション(loca-rise production)

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