「お坊さんブーム」到来!お坊さんの有り難い話が聞けるサービス3選

一般人にとってあまり接点のない「お坊さん」ですが、なぜか最近はテレビ番組でお坊さんがひっぱりだこ。気になったので、お坊さんと話ができるサービスをまとめてみました!

2015年はテレビ番組を中心に、空前の「お坊さんブーム」が到来!
お坊さんブームの背景には、

  • 今まで謎に包まれていた仏教の世界への興味や関心
  • お坊さんは話がうまい人が多い
  • お坊さんには実はイケメンが多い

など、様々な要因があるようですが、「お坊さんブーム」がキテることは間違いありません。
ここはブームに乗って、ぜひ自分もお坊さんの話を聞いてみたい!
「どうしたらお坊さんに会えるの?」と調べてみると、意外な場所でお坊さんと話ができることがわかりました。そこで今回は、お坊さんと話ができるサービスを3つご紹介します。

坊主バー - VOWZ BAR –

2000年9月のオープン以来かなりの人気で、2015年12月現在東京は四谷・中野の2店舗、さらに京都、大阪にも進出中の『坊主バー』! 2014年12月には姉妹店で、高円寺に『尼僧バー』もオープンしたそう。
スタッフには浄土真宗、真言宗、曹洞宗と、さまざまな宗派の僧侶がおり、「修行時代の事や、仏教のことなどなんでも聞いてください」とのこと。毎日、短い法要と法話が行われ、仏の教えに触れることができるほか、カウンター越しに人生の悩み相談に答えてくれるそう。なんと、不定期で『坊主バー』のメンバーで構成された「坊主バンド」によるライブもあるとか!
バーというだけあって、日本酒、焼酎、梅酒、スコッチ、バーボン、ウォッカ、カクテルなど、提供しているお酒の種類もさまざま。オリジナルカクテルには、「極楽浄土」や「無間地獄」など、仏教にちなんだ名前が付けられています。どんな味がするのか、試したいような、怖いような・・・。
「坊主バー」の詳細はこちら

寺カフェ代官山

一見すると普通のカフェと変わらず、ランチやカフェに気軽に利用する方も多いようですが、そこは「寺カフェ」。店内に仏像があったり、お経が流れていたりするほか、店内にお坊さんがいるときには悩み相談ができるそう。
仏教を一般人にとってもっと身近な開かれたものにしたい、何かに悩んでいるならどんなことでもいいから話してほしい・・・そんなコンセプトを形にすべく、「心と体の駆け込み寺」イベントも実施。お坊さんに日頃の不安や悩みを相談したり、有り難い法話が聞けるほか、ロミロミマッサージまで受けれるそう。
そのほか、毎日15:30~17:00に「はじめての写経」体験ができたり、平日の夜に開催される「坊主BAR」イベントでは、参加者全員で読経したりと、仏教にまつわる体験イベントも数多く実施されています。
フードメニューは、季節の野菜を使ってお坊さんが心を込めて作る精進料理の数々や、野菜と植物性タンパク質のみで仕上げた寺カフェ名物「南無南無カレー」、ティラミスならぬ「寺ミス」といったデザートまで、充実のラインナップ。何度も足を運びたくなるようなお気に入りのカフェになりそうですね。
「寺カフェ代官山」の詳細はこちら

hasunoha(ハスノハ)

「いきなり面と向かってお坊さんと話すのは気が引ける」「遠方に住んでいて、坊主バーや寺カフェにはいけない」そんな方におすすめしたいのが、お坊さんがこたえるWEB上のQ&Aサービス『hasunoha(ハスノハ)』。
hasunohaは2011年3月11日の東日本大震災をきっかけにヤフージャパンでウェブプロデューサー等を歴任した堀下剛司氏が構築したもの。「一般の方からの質問に対し、仏教の教えをもとに僧侶の方が回答した問答を、みんなの生きる知恵として蓄積していきたい」そんな思いの元、作られたそうです。
回答者は全員「伝統仏教寺院に所属するお坊さん」。そのため、一般のQ&Aサイトでは得られないような、人生観にも関わるような深い回答が得られるのが特徴ですが、Facebookでいう「いいね!」のように、役に立った回答には「有り難し」をつけることができるのがユニーク! 
恋愛や子育て、仕事など、悩み事がある方は、ぜひお坊さんからの「有り難し」回答をいただいてみてはいかがでしょうか。
「hasunoha(ハスノハ)」の詳細はこちら
お葬式や法事以外でお会いするのが難しい「お坊さん」。まずはこうしたサービスを利用して、お坊さんや仏教を身近に感じてみてはいかがでしょうか?

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竹下沙弥香(たけしたさやか)

ダイビング雑誌の編集者兼ライター、オリジナル絵本制作会社のWEB担当、アプリレビューサイトのWEB担当兼ライターを経て、『エンジョイ!マガジン』編集部員となる。「思い立ったら即行動」がモットー。体当たりで様々な疑問を解決します。