ルーターの「再起動」と「リセット」は何が違う?Wi-Fiが繋がらない時の対処法

Wi-Fiルーターの「再起動」と「リセット」の違いを説明。再起動の3つの方法を紹介しつつ、ルーター本体が初期化される「リセット」についても説明しています。

インターネットにつながりにくい場合などに勧められる、Wi-Fiルーターの再起動。これによって調子の悪いルーターの動作が改善されることもありますが、「再起動しましょう」と言われても、咄嗟には方法がわからない人も多いのではないでしょうか。

また、「再起動」以外の代替手段として「リセット」もあります。一見すると同じ動作にも感じられますが、どのような違いがあるのでしょうか。

このページでは、ルーターの「再起動」と「リセット」について説明します。

ルーターの「再起動」とは?3つの方法をチェック!

まずは、Wi-Fiルーターの「再起動」について。

これは文字通り「再び起動する」動作を指し、「電源を一度OFFにして、改めてONにする」ことです。本体の電源を一度落とすことで、接続不良や不調の原因が自動で修正されます。英語では「リブート(Reboot)」とも言いますね。

ルーターの再起動方法としては、主に以下の3つがあげられます。メーカーや製品によって操作は異なりますので、もし手元にルーターのマニュアルがあるようでしたら、まずはそちらをご確認ください。

1. ルーターの設定ツールから操作する

設定ツールがインストールされているタイプのルーターの場合は、「再起動」の操作を行いましょう。「設定」または「メンテナンス」と書かれた画面で「再起動」の項目を探して、選択すればOKです。

2. 再起動のボタンを押す

製品によっては、ルーター本体に「再起動」のボタンが付いているものもあります。本体の側面にボタンがないかを探して、「再起動」と書かれた部分を押せばルーターが再起動されます。

3. 電源コードを抜き差しする

設定ツールも再起動ボタンもないルーターの場合は、「電源コードを抜き差しする」ことで再起動できます。電源コード(コンセント)を抜いて、しばらく放置。10〜30秒ほど経ったら、電源コードを差し直しましょう。電力が供給されれば、自動で本体が再起動されます。

ルーターの「リセット」とは?

では、ルーターの「リセット」とはどのような操作なのでしょうか。

意味合いとしては再起動と近いようにも感じますが、実はまったくの別物。先ほど再起動を「リブート(Reboot)」と言い換えましたが、これは「リセット(Reset)」とは別の単語。当然、それぞれに意味も異なります。

リセットは「再設定」と言い換えることができますが、ここでは「初期化」と表現したほうがしっくりくるかもしれません。リセットは「ルーターを工場出荷時の状態に戻す」ための操作であり、初期化後は本体に保存されているWi-Fiの設定なども消えてしまうからです。

イメージとしては、再起動は「一度寝かせて、起こす」ようなもの。電源を落としても設定は消去されません。一方のリセットは、言うなれば「記憶を消す」操作です。ルーターを購入時の状態に強制的に戻すため、起動後は改めて初期設定から行うことになります。

リセットは、再起動がダメだった場合の最終手段。まずは再起動を試してみてから、それでも改善されないようでしたら、リセットを試みましょう。実際、再起動ではダメでも、リセットによってルーターの不調が改善される場合もあります。

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けいろー(@Y_Yoshimune)

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。 ⇒ぐるりみち