WiMAXから光回線に乗り換えるメリットは?判断基準と注意点を解説!

自宅での快適な通信生活のために、光回線への乗り換えを検討してみませんか。この記事では、WiMAXから光回線に乗り換えを考えている方のために、光回線の選び方や、手続きの手順、注意点などをまとめました。

「まもなくWiMAXの更新月が来るので、評判の良い光回線に乗り換えようと考えている」

きっかけはさまざまですが、より快適なインターネット環境を求めてWiMAXから光回線への乗り換えを検討する人は少なくないでしょう。

ただ同時に、「わざわざ回線を変えるメリットはあるの?」「乗り換えの手続きって面倒じゃない?」と、二の足を踏んでいる人も多いはず。いろいろ調べて比較検討するのは大変ですし、「回線工事に手間がかかる」なんて話も聞きます。

そのような懸念を解消するべく、本記事では「WiMAXから光回線への乗り換え」について徹底解説。光回線の選び方や乗り換えのメリット、実際の手続き、WiMAXを解約する際の注意点などをまとめました。

ただ速いだけじゃない!光回線に乗り換えるメリット

そもそもの疑問として、「光回線に乗り換えるメリットってあるの?」と感じている人も少なからずいるかもしれません。

ほかのインターネット回線と比べても評判の高い光回線ですが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。また、「WiMAXからの乗り換え先」としてはおすすめできるのでしょうか。順を追って見ていきましょう。

1. 高速かつ安定性の高い通信品質

光回線の最大の魅力は、「通信速度」と「安定性」にあります。

光回線は文字通り「光」(光信号)を利用した高速通信で、固定回線ゆえの通信の安定性が大きな特徴。WiMAXの通信性能もかなり向上していますが、無線通信と比べれば光回線の方が高速かつ安定したインターネット利用ができるのは間違いありません。

光回線の仕組みや特徴については、当サイトの「光回線の基本」シリーズの記事でも説明しています。さらに詳しく知りたい方は、一連の記事もあわせて読んでみてください。

2. 速度制限がない

スマートフォンやモバイルルーターとは異なり、光回線には月々の通信量の上限がありません。基本的には無制限で利用可能なので、「今月はあと○ギガしか残ってない……」などと通信制限を気にすることなく、ストレスフリーでインターネットを利用できます。

3. 月額料金が安い

「通信制限なしで高速通信が可能」と聞くと相応の料金がかかりそうにも感じられますが、実は光回線の料金はそれほど高くありません。

どのプロバイダを選ぶかにもよりますが、特に集合住宅の場合、WiMAXよりも安く済むことも珍しくないのです。一戸建ての場合でも金額の差は小さく、特別高額になるというわけではありませんので、料金面は乗り換えの際のデメリットにはならないと言えるでしょう。

光回線の乗り換え先に悩んだ際の選び方!

以上のようにメリットの多い光回線ですが、お住まいの住居や現在のインターネット環境によって、どの回線に乗り換えるべきか悩むケースも出てきます。

WiMAXのままでも十分なのか、それとも光回線に乗り換えたほうが多くのメリットを得られるのか。そして、具体的にはどのようなサービスを選べばいいのか。判断基準となるポイントを整理していきましょう。

ポイント1「マンション or 一戸建て」

1つ目のポイントは、現在もしくは引越し先の「住居」。

光回線のメリットの項目でも触れた通り、光回線は「マンション(集合住宅)」か「一戸建て」かによって月々の料金が異なります。

選ぶ事業者やプランによっても変わってきますが、マンションはおおむね3,000〜4,000円、一戸建ては4,000〜5,000円といった料金設定です。WiMAXの料金プランと比較すると、マンションの場合は安くなるケースも多いでしょう。

一戸建ては少し割高になるものの、キャッシュバック特典や長期契約割引を利用すれば、WiMAXと同等の料金に抑えることも可能です。各事業者がさまざまなキャンペーンを展開していますので、乗り換え先を検討する際にはそこも要チェックです。

また、新しく光回線を申し込む際は引き込み工事が必要です。一戸建ては自宅のみの工事で済みますが、集合住宅ではそういうわけにもいきません。すでに光回線が導入済みなのか、これから引き込み工事が必要なのかによって、費用や手間が大きく変わってきますし、光回線導入済みの物件では回線事業者が指定されているケースもあります。事前に管理会社や大家さんによく確認しておきましょう。

ポイント2「住んでいる地域」

2つ目のポイントは、現在お住まいの「地域」。

「住んでいる地域が、乗り換え先として検討中の回線の対応エリアであること」は大前提です。WiMAXを契約する際に確認した人も多いでしょう。特に引っ越しを機に乗り換えを検討している場合は、引っ越し先が対応エリアに入っているかをよく確認する必要があります。

各回線の対応エリアは、それぞれの公式サイトで公開されています。

ポイント3「スマートフォンの通信キャリア」

3つ目のポイントは、使っているスマートフォンの通信キャリア。

前述の2つと比べると少々変わった基準だと思われそうですが、これは「スマホのセット割」という割引があるからです。光回線事業者のなかにはスマホ向けの通信サービスを展開しているところも多く、スマホと光回線を一緒に利用することで、月額料金が大幅に割引される場合があります。

スマホのセット割を打ち出しているのは、大手キャリアだけではありません。ビッグローブ光をはじめとする格安SIM事業者でもセット割を利用できるので、チェックしておきたいところです。乗り換え先を考える基準としては、実はこのようなポイントもあるのです。

ポイント4「一人暮らし or 家族」

4つ目のポイントは、現在の家族構成。

「一人暮らしで特に不満もないので、今のWiMAXでも十分」という方は、わざわざ光回線に乗り換える必要性を感じられないかもしれません。通信環境も問題がないということでしたら、現状維持もありでしょう。

他方で、「家族と暮らしており、WiMAXの回線速度や安定性に不安がある」ということでしたら、光回線への乗り換えを検討したいところ。

前述のとおり光回線は通信速度と安定性に定評がありますので、複数人でも快適にインターネットを使えます。すでに家族と暮らしている、あるいは今後一緒に暮らすことになる人は、光回線の導入をおすすめします。

意外と簡単!WiMAXの解約手順をチェック

ここからは、実際にWiMAXを解約する際の手順と、光回線に乗り換える際の注意点を見ていきましょう。

1. 必要な情報を準備する

まずは解約手続きに必要な情報を準備します。とは言っても特に書類などは必要なく、基本的には以下の3点セットで事足りるはずです。

  • 契約者名
  • 生年月日 or 住所
  • 連絡先電話番号

契約者本人が連絡をする場合、上記の情報で本人確認をしつつ手続きを進めていく形になります。プロバイダによってはIDや暗証番号が必要になることもありますので、そちらも念のため用意しておけば安心です。

2. プロバイダの解約窓口に連絡する

必要な情報を準備できたら、解約窓口に連絡しましょう。

解約の方法はプロバイダによって異なりますが、カスタマーサポートまたは解約専用の電話窓口に連絡する場合が多いようです。各プロバイダの公式サイトに案内があるはずですので、そちらで確認してみてください。

3. ルーターをレンタルしていた場合は返却する

ルーターをレンタルしていた場合は、解約に伴って返却しなければなりません。おそらく解約手続きのなかで案内があるかと思いますので、説明に従って返却しましょう。

購入した端末は返却する必要はありませんが、分割払いで端末代金を支払っていて未払金が残っている場合は、解約時に一括で支払う必要があるので要注意です。

WiMAXから光回線への乗り換えの際にはここに注意!

続いて、WiMAXを解約し光回線へ乗り換える際の注意点をチェックしましょう。解約時には違約金が発生する可能性があることに加え、光回線を申し込む際にも意識しておきたいポイントがあります。

1. 更新月以外の解約は、違約金がかかる

WiMAXの乗り換えの際の注意点としてよくあがるのが、解約時に支払う「違約金」の存在です。

通常WiMAXのプランは年単位で契約を行うため、期間が更新される「更新月」以外の解約には違約金が発生します。事業者にもよりますが、過去には20,000円以上の解約料が必要になるケースもありました。

現在は2022年7月の電気通信事業法改正に伴い、違約金の金額は0〜3,000円程度に引き下げられています。しかし改正前の契約は対象外となり、従来通りの違約金が発生する可能性がありますので、あらかじめ違約金の有無や金額をチェックしておきましょう。

2. 光回線の開通には時間がかかる

申し込み後すぐに使えるWiMAXやモバイルルーターとは異なり、光回線の開通には時間がかかります。

引っ越し先にすでに導入済みで、入居後すぐに使えるというケースもなくはありませんが、多くの場合は回線工事が必要。時期によっては工事が2ヶ月近く先になることもあるため、WiMAXを解約する数ヶ月前から、少しずつ手続きを進めておく方が安全です。

タイミングによっては「光回線は開通しているのに、WiMAXを解約できる更新月までは、WiMAXの月額料金も支払い続けなくてはならない」といった事態に直面するケースも。

このあたりは悩みどころですが、「なるべく早めに光回線を申し込んでおいて、更新月に工事の予定を入れられるように動く」のが、最も確実な方法だと言えるでしょう。

3. ルーターの代金の残債がかかることもある

WiMAXの解約手順の項目でも触れましたが、端末代金を分割で支払っていた場合は、解約時に残債の支払いが発生します。

すでに支払いが終わっている場合は問題ありませんが、更新月前の解約では、このような出費の可能性もあります。違約金にプラスしてお金がかかることになりますので、「乗り換え時にどのくらいの出費があるのか」は、きちんと確認しておくようにしましょう。

光回線はビッグローブ光がおすすめ!

以上、WiMAXから光回線への乗り換えを検討中の人に向けて、光回線の選び方や手続きの流れなどを説明してきました。

一口に「光回線」と言ってもさまざまな通信事業者がありますが、その選択肢のひとつとしておすすめしたいのが「ビッグローブ光」です。

通信の安定性とリーズナブルな価格設定に定評があり、プランのわかりやすさも大きな魅力。この機会にぜひご検討ください。

工事費実質無料、おトクな特典もご用意しています。

 

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けいろー(@Y_Yoshimune)

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。 ⇒ぐるりみち