光回線の速度が遅い原因と改善策は?平均速度や計測方法もご紹介

光回線の速度が遅い、速いを調べるためには、回線速度を測定する方法や、インターネットを快適に利用するために必要な通信速度の目安を知ることが大切。ここでは、光回線の速度が遅いときの主な原因と改善策をまとめました。

光回線の通信速度が遅い原因や対処法はいくつかあります。ここでは、光回線の速度の測定方法やチェックポイント、ネットが遅くなる4つの原因と5つの改善策についてまとめています。

光回線の速度の測定方法とチェックポイント

Googleの検索窓やスピードテストサイトで測定できる

一般的な光回線の通信速度は、最大おおむね1Gbps。これはベストエフォート(理論上の最大値)で、実測値の平均速度は下り約300Mbpsといわれています。
光回線の通信速度が遅いときは、まず実際にどれくらいのスピードが出ているのか計測してみましょう。数値を見れば、速度が遅いかどうかを客観的に判断することができます。ここでは、光回線の速度の実測値を測定してみます。

実測値を測定するときは、Google検索で「スピードテスト」と入力すると、「速度テスト実行」のボタンが表示され、すぐにスピードテストを行うことができます。

ちなみに速度の単位として用いられている「bps(ビーピーエス)」はbits per secondの略で、1秒間に伝送できるビット数を示しています。この数字が大きいほど、より速くデータ通信ができるというわけです。

bpsの前に「M」や「G」がついて「Mbps(メガビーピーエス)」や「Gbps(ギガビーピーエス)」と表示されることがありますが、これは単位の違い。M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)の順に単位が大きくなり、GはMの1000倍、TはGの1000倍と、1000倍ごとに単位が変わります。

▲Google chromeで「スピードテスト」と検索すると、すぐに速度テストが実行できる

Googleの検索窓以外に、以下のサイトでも簡単にスピードテストを行うことができます。

Speedtest by Ookla
FAST.com
インターネット回線スピードテスト(USEN GATE 02)
ブロードバンドスピードテスト

いずれも「測定開始」などのボタンを押すだけで、上りと下りのスピードテストを実施できます。インターネット回線スピードテスト(USEN GATE 02)では、測定結果に動画閲覧やゲームなどの快適度をイラストでわかりやすく表示してくれます。

▲インターネット回線スピードテスト(USEN GATE 02)の測定結果では用途別に快適度がイラストで表示される

速度のチェックポイントは「下り」と「Ping値(ピン値/ピング値)」

光回線に限らず、速度テストで重視すべきは「下り」です。「上り」はインターネット上にデータをアップロードする速度、「下り」はインターネット上からデータをダウンロードする速度を指しています。大容量のファイルなどをアップロードする際には、「上り」の速度が影響しますが、通常のWEB閲覧や動画を視聴するなど、データをダウンロードする際には、「下り」の速度が影響するからです。

高画質な動画視聴、オンラインゲーム、無料通話アプリを利用する人は、合わせてデータを送信してから返ってくるまでの応答速度「Ping値(ピン値/ピング値)」にも注目しましょう。Ping値は低いほうが応答が速いという意味になり、目安は41~60ms。41msより低いと速く通信できます。合わせて信号の時間的なズレや揺らぎを表す「Jitter(ジッター)値」も参考にすると良いでしょう。Jitter値は、簡単に言うとPing値がどの程度安定しているかを表した数値です。目安は10ms~20msで、こちらも低い方が安定した通信ができます。

テキストのみは1Mbps、大容量ファイルは100Mbpsで快適に使える

ネットサーフィンや動画視聴、オンラインゲームなどでは、以下の速度が快適に利用できる目安になります。

・文字などのテキスト送受信 1Mbps
・標準画質の動画再生やネットサーフィン 10Mbps
・高画質動画の再生 30Mbps
・大容量ファイル転送やオンラインゲーム 100Mbps

大容量ファイルの送受信やオンラインゲームをしない場合は、そこまで高速でなくてもインターネットを快適に使うことができます。

光回線の速度が遅いときの原因4つをみてみよう


1. マンションなどの集合住宅で利用している

マンションなどの集合住宅は、光ファイバーケーブルを建物内に引き込み、終盤装置から各戸に分配しています。分配には光回線方式、VDSL方式、LAN方式の3つの配線方式があり、後者2つは光配線方式よりも速度が落ちてしまいます。

2. 回線に大量のアクセスが集中している

回線に利用者が集中すると、つながりにくくなることがあります。利用者が集中する夜間や特定の時間帯に、インターネットが遅いと感じる場合は、このような理由が考えられます。

3. ルーターやパソコンそのものが原因

設置しているルーターの通信速度や接続可能な台数には上限があり、許容範囲を超えると速度低下の原因になります。さらに、ルーターは設置場所にも工夫が必要です。接続する端末との間に距離や障害物、電波干渉などがあると、速度低下につながります。

また、ルーターやパソコンそのもののスペックが低いと、せっかくの高速通信の機能も十分に発揮できないことになります。

4. 光回線側に通信障害が発生している

最後に、光回線で通信障害や工事が発生しているということも考えられます。いつもは十分速度が出ているのに、急に速度が不安定、速度が出ないというときは、公式サイトなどで通信障害や工事情報を確認してみましょう。

光回線の速度を改善する5つの方法


光回線の速度が遅いとき、試すべきいくつかの対処法があります。以下で光回線の速度を改善させる方法7項目をチェックしていきましょう。

1. ルーターを再起動する・設置場所を変える

まずはルーターを再起動しましょう。意外にもこの操作ですんなり解消することがありますし、とても簡単に実施できます。

次に、ルーターの設置場所を再考しましょう。電波は、ルーターから離れるほど弱くなります。また壁や金属など障害物があると電波が届きにくくなってしまうため、家のできるだけ中心部分、高い場所にルーターを設置することで、電波が行き届きやすくなります。

それでも設置場所から物理的に距離が遠くなってしまう、壁などに遮られて電波が弱くなってしまう場合は、中継器の設置も検討しましょう。

2. ルーターの周波数を変える

家電製品との電波干渉で通信が低下したり、途切れたりすることがあります。例えば、電子レンジやBluetoothスピーカー、コードレス電話機とは電波干渉が起こることが多いため、近くに設置しないようにするか、電波干渉の起こりにくい5GHz帯に接続すると良いでしょう。5GHz帯の規格にはWi-Fi5やWi-Fi6がありますので、ルーターや接続する機器が対応端末かどうかチェックしてみるといいですね。

3. LANケーブルを高速通信に対応した規格のものに変える

実は、LANケーブルにも速度に対応した規格があります。ONUやルーター、それ以外のネットワーク機器などを接続しているLANケーブルが原因で、速度が低下していることも考えられます。通常は「CAT.6」のケーブルを選べば問題ないでしょう。高速通信対応のLANケーブルに交換することで、速度が改善されるかもしれません。

4. ルーターを新しく買い替える

ルーター自体の性能が貧弱なため、速度が低下している可能性もあります。逆に、高性能なルーターであったとしても、そもそものインターネット回線が高速でない場合はルーターの性能が生かされません。

ルーターの能力不足かどうかを調べるために、ルーターからパソコンに有線接続してスピードテストを行ってみるのも良いでしょう。その際、LANケーブルの規格が「CAT.6」以上であるかどうかも確認しましょう。

5. 光回線事業者・プロバイダを変更する

最終手段としては、光回線・プロバイダの変更を検討するのも一案です。新しい通信方式「IPv6接続」に対応している光回線は、安定した高速通信が見込めます。例えば、IPv6接続を行うと、夜間などアクセスが集中する時間帯に速度が低下してしまう、といった状況が解消されます。

ただし、プロバイダとルーターがIPv6接続に対応している必要がありますし、プロバイダによってはオプション契約を申し込む必要があったり、追加料金が発生したりすることもあります。

光回線の速度をチェックして快適に使おう!

光回線が遅いときは、まずスピードテストを行って、実際にどれくらいの速度が出ているのかチェックすることが大切です。契約している回線事業者やプロバイダが高速回線であっても、ルーターなどの機器や設置状況で能力が十分に生かせないことも多々あります。速度の低下が気になったときは、ぜひ原因や改善策を参考にして、快適なインターネットを楽しんでくださいね。

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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。

*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。

 

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中野友希(なかのゆき)

税理士補助や経理、職場の衛生管理者としてメンタルヘルスケアに取り組むなど、探求心旺盛な会社員時代を過ごす。出産後、楽しい物事を文章で伝えることに使命感を燃やしながら、フリーライターとして独立。ヘルスケア、ペット専門のオウンドメディアなどを中心に執筆中。