「インターネットの接続不良には、Wi-Fiルーターの再起動が有効」と言われますが、それでも解決しないときの代替案として、「リセット」があります。一見すると同じ動作にも感じられますが、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では「光回線の基本34」と題して、ルーターの「再起動」と「リセット」の違いを説明します。
〈ポイント〉
・再起動は、「ルーターを一度寝かせて起こす」操作
・リセットは、「ルーターを工場出荷時の状態に戻す(初期化する)」操作
・再起動とリセットの違いは、「ルーターが初期化されるかどうか」
ルーターの「再起動」とは?
まず、ルーターの「再起動」について。
これは文字通り「再び起動する」動作を指し、「電源を一度OFFにして、改めてONにする」ことです。本体の電源を一度落とすことで、接続不良や不調の原因が自動で修正されます。「リブート(Reboot)」とも言いますね。
ボタンを押して操作する以外に、電源コードを抜き差しすることでもルーターを再起動できます。詳しくは下記記事で説明していますので、参照ください。
▼光回線の基本33「ルーターを再起動するにはどうすれば?3つの方法を紹介!」
ルーターの「リセット」とは?
では、一方で「リセット」とはどのような操作なのでしょうか。
意味合いとしては再起動と近いようにも感じますが、実はまったくの別物。先ほど再起動を「リブート(Reboot)」と言い換えましたね。これは「リセット(Reset)」とは別の単語です。
リセットは「再設定」と言い換えることもできます。ただし、ここでは「初期化」と表現したほうがしっくりくるかもしれません。リセットは「ルーターを工場出荷時の状態に戻す」ための操作であり、初期化後は本体に保存されているWi-Fiの設定なども消えてしまうからです。
イメージとしては、再起動は「一度寝かせて、起こす」ようなもの。電源を落としても設定は消去されません。しかしリセットは、言うなれば「記憶を消す」操作。ルーターを購入時の状態に戻すため、起動後は改めて初期設定から行うことになります。
もちろん、リセットによってルーターの不調が改善される場合もあります。まずは再起動を試してみて、それでもダメだった場合の最終手段として、リセットも選択肢に入れておくといいでしょう。
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