Windows OSのパソコンでは、初めてのWi-Fiに接続するとき「このネットワーク上の他のPCやデバイスが、このPCを検出できるようにしますか?」と選択を求められることがあります。
これは、自分のパソコンを「同じネットワークに接続している他のデバイスからでも検出できるようにするかどうか」の設定で、選択によって自分のパソコンを周りから認識できる範囲が決まります。選択肢はホームネットワークと社内ネットワーク、パブリックネットワークの主に3つ。
※Windows OSのバージョンによっては、ホームネットワークと社内ネットワークは「プライベートネットワーク」に表記が統一されていることがあります。
多くの方々はネットワークごとの特徴を理解せず、何となく選択しているのではないでしょうか。
ただ、どのネットワークを選択するのかによって、使い勝手やセキュリティなどに大きく影響してくるため、ネットワークごとの特徴を理解せず選択してしまうのはとても危険です。
そこで今回は、ホームネットワークと社内ネットワーク、パブリックネットワーク、それぞれのネットワークの特徴と、どの状況でどのネットワークを選択すればいいのかを解説します。
ネットワークごとの特徴
では早速、ネットワークごとの特徴を見ていきましょう。
ホームネットワーク
ホームネットワークは、「ホーム(自宅)」とあることからも分かるように、自宅用の設定です。
このネットワークに接続(設定をオン)すると、ネットワーク上すべてのデバイスが認識され、互いにフォルダやファイル、プリンターなどを共有できるようになります。
社内ネットワーク
一方、社内ネットワークは「社内」というように、社内用の設定です。
このネットワークに接続(設定をオン)すると、前述のホームネットワークと同様、ネットワーク上のほかのデバイスとフォルダやファイル、プリンターなどを共有できます。
パブリックネットワーク
パブリックネットワークは喫茶店や空港、駅など共の場所用の設定です。
先のプライベート(ホーム・社内)ネットワークと異なり、このネットワークに接続(設定をオン)すると、ネットワーク上のほかのデバイスからは存在が隠されます。もちろんフォルダやファイルの共有も一切できません。つまり、セキュリティレベルがもっとも高いのが、このパブリックネットワークです。
基本は「パブリックネットワーク」を選べばいい
今回は、ホーム・社内・パブリックネットワークの特徴をまとめてきました。では、結局のところ、どのネットワークを選べばいいのかですが……。
ほかのデバイスとネットワークを通じてフォルダやファイルなど共有しないのであれば、とりあえず「パブリックネットワーク」を選択しておきましょう。
反対に、ほかのデバイスと、フォルダやファイル、プリンターなどを共有したいのなら、「プライベート(ホーム・社内)ネットワーク」を選択する必要があります。
”ホーム・社内・パブリック”と聞くと、「パソコンや他のデバイスを使用する場所」に応じて選択するもののように勘違いされがちですが、あくまでも「ほかのデバイスと共有したいかどうか(利用目的)」が重要になるので、間違えないよう注意してください。
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