インターネットの通信速度が夜だけ遅く感じることはありませんか?インターネットの通信速度はさまざまな要因に左右されていて、遅延する原因も複数考えられます。正しく対処できれば速度が向上するケースも多いため、原因を知ることが大切です。
この記事では、夜間やそれ以外で発生するインターネットの速度低下について、原因と対処法を紹介します。
光回線の混雑で通信が遅延することは基本的にない
ネットが重くなると、つい「回線が混雑しているのかな」と思ってしまいがちです。しかし
光回線が混雑して速度が低下することは基本的にはありません。1本の光ファイバーをシェアする世帯数には上限が設けられているためです。
複数の世帯が、通信量を大量に要求する使い方を同時にしているケースなどは、例外的に混雑することもあります。ただし、通常は光回線が混雑に耐えきれず遅延することは稀だと思って良いでしょう。
では、ほかにどういう理由が考えられるのでしょうか。
原因①サーバーが混雑している
夜間の利用者の増加にともない、回線ではなくサーバーが混雑している可能性は考えられます。
サーバーとは、WEBサイトの情報を接続ユーザーのリクエストに応じて提供するシステムのことです。すべてのWEBサイトやサービスには最低一つはサーバーが用意されています。
同じWEBサイトに同時接続する人が増えると、リクエストが混み合うため、サーバーからの情報の送信に時間がかかることがあります。ほかのサイトにはいつも通りつながるのに、特定のサイトやサービスの表示だけが快適にできない、というときは、サーバーが原因かもしれません。
原因②プロバイダに問題がある
サーバー、つまり回線に接続しているインターネットサービスに問題があることもあります。通信速度に直接影響するのは、インターネットの接続方式です。
IPv4(PPPoE)接続は混雑で遅くなることがある
現在、インターネットの接続方式には「IPv4(PPPoE)接続」「IPv6(IPoE)接続」の二種類があります。IPv4接続で利用されるPPPoE方式は、IPv6のIPoE方式より混雑しやすく、快適な通信ができないこともあります。
接続方式が原因の速度低下であれば、IPv6接続に対応しているプロバイダに乗り換えることで解決できます。
ビッグローブ光は、高速通信が可能なIPv6に対応したインターネットプロバイダです。現在他社のコラボ光やフレッツ光を契約していれば、回線工事なしで乗り換えられます。料金と通信速度を両立させたいコストパフォーマンス重視の人におすすめです。
プロバイダと回線のスピードテストをしてみる
回線とプロバイダのどちらに原因があるか不明な場合、遅延しているタイミングでそれぞれのスピードテストをしてみるのがおすすめです。
コラボ光など、NTT東西の回線を利用したサービスであれば、NTT公式ホームページで回線速度をチェックできます。
プロバイダを経由したときの通信速度は、Googleなどさまざまなスピードテストサイトで計測できます。
詳しくは以下でも紹介していますのでこちらも参考にしてください。
リモート時代にスピードテストは必須!気をつけたいping値とは
原因③パソコンやインターネット機器に問題がある
意外に盲点となるのが、パソコンやインターネット機器。接続方法やスペックによっては快適な通信ができない場合もあります。
無線での通信は安定しないことも
自宅のインターネットが無線の場合、ルーターの置き場所や環境次第では通信が安定しないこともあります。たとえば、自宅のWi-Fiの周波数が「2.4GHz帯」になっていると、電子レンジなど家電製品の電波と干渉します。通信が途切れたり、遅延の原因となるため注意が必要です。
この現象は、5GHz帯の接続に変更するか、有線でインターネットに繋ぐと改善する場合もあります。お試しください。
PCのスペックが不足していて遅い
そもそも、使用している端末の処理速度が使用方法に合っていない可能性もあります。オンラインゲームや動画編集などは、端末側にもそれなりの性能を要求しますので、使い方にあった端末選びができているかは重要です。
WindowsのPCを例に考えてみましょう。たとえば、Microsoft社の公開しているWindows11を動かすには、以下の最低スペックを確保する必要があります。
CPU:1GHz 以上かつ 2 コア以上の64ビット互換タイプのもの
メモリ:4GB
ストレージ(HDDやSSD):64GB
ただし、こちらは「ギリギリWindows11が動く」スペックなので、もう少し余裕を持ったスペックの端末を選ぶのが望ましいです。CPUはIntel Corei5(またはRyzen5以上)でメモリは8GB、ストレージは128GB程度を確保できると安心です。
使用しているスマホやPC、タブレットが用途にあったスペックを確保できているか、一度確認してみてもよいでしょう。
ルーターがIPv6に対応していない
先ほど紹介したように、IPv6の高速通信を利用するには、光回線がIPv6方式に対応している必要があります。しかし回線だけでなく、ルーターもIPv6に対応していなければなりません。
古いルーターを使い続けている場合などはIPv6が利用できないこともあるため、一度確認してみてください。
ルーターの買い替えや機種選びが面倒な方は、ルーターの無料レンタルを利用できるサービスに乗り換えるのも一つの方法です。ビッグローブ光では、新規加入でIPv6対応ルーターが1年間無料で使える特典が用意されています。
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まずは原因を特定する
インターネットが遅くなると感じる場合は、まず通信遅延の原因を調べる必要があります。特に「夕方から夜になると速度が出なくなる」といった問題があれば、今回ご紹介した内容を試してみてください。
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*1 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。
*2 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。
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