動画を快適に視聴できる回線速度はどのくらい?

「なんだか動画再生が遅い…」こんな方、もしかすると回線速度が不足しているかもしれません。動画を快適に視聴するための回線速度をサービスごとに紹介します。

「なんだか動画再生が遅い」「頻繁に止まったり、カクついたりする」こんなこと、ありませんか?

動画再生の快適さにはさまざまな要素が関係してきますが、そのうちの一つが「インターネット回線の速度」です。では、どのくらいの速度があれば、スムーズな動画再生が可能なのでしょうか。

この記事では、動画再生に必要な回線速度を、各動画配信サービスの公開情報をもとに紹介します。

回線速度の単位

実際の回線速度に触れる前に、まずは回線速度の単位について復習しておきましょう。

インターネット回線でのデータ通信速度には、おもに「Mbps」という単位が使用されます。これは「Mega bits per second」、つまり1秒間でやりとりできるメガ単位のデータ量という意味です。1Mbpsであれば、毎秒1メガビットのデータ量を送受信できることになります。

またMbpsのひとつ上の単位として、1秒間にやりとりできるギガ単位のデータ量を表すGbpsというものもあります。

回線速度の「上り」と「下り」

インターネット回線は「上り」「下り」の二つの方式で情報をやりとりします。上りはパソコンなどからサーバーへの情報のアップロードの速さを指し、メールの送信やオンラインゲームのレスポンスなどに影響してきます。

一方、下りの速度はサーバーからのデータのダウンロードの速さを表します。動画視聴で重要となるのがこの下りの速さです。速度が不足すると映像が遅延したり、カクカクとした動きになったりしてしまいます。

自宅の回線速度を確認する方法は?

自宅で使用している回線速度を簡単に確認する方法として、計測サイトでのスピードテストがあります。回線速度の計測サイトはいくつか用意されていますので、好きなものを試してみてください。

例として、Googleで提供している回線のスピードテストを紹介します。

Googleの検索サイトで「internet speed test」と検索します。一番上に「インターネット速度テスト」が表示されていますので「速度テストを実行」ボタンを選択し、テストを始めてください。

▼Google検索のスピードテスト

▼テストを実行するとポップアップで計測が始まる

▼数秒で計測結果が表示される

人気動画配信サービス7社の推奨回線速度

動画配信サービスの多くは、コンテンツを視聴するための推奨回線速度を公開しています。サービスごとに、公開されている情報をみてみましょう。

YouTube

解像度 回線の推奨速度
4K 20Mbps
HD1080p 5Mbps
HD720p 2.5Mbps
SD480p 1.1Mbps
SD360p 0.7Mbps

Hulu

スマホで視聴する場合 3Mbps以上
PC・テレビ・ゲーム機など 6Mbps以上

Amazon Prime Video

解像度 回線の推奨速度
SD 1Mbps
HD 5Mbps
4KUHD 15Mbps

NETFLIX

解像度 回線の推奨速度
SD 1Mbps
HD(720p) 3Mbps
HD(1080p) 5Mbps
4K UHD 4K 15Mbps

U-NEXT

標準画質 1.5Mbps以上
高画質 3Mbps以上

Paravi

3Mbps以上が推奨されています。

Disney+

HD 5.0Mbps
4K UHD 25.0Mbps

結論:高画質コンテンツを楽しむなら20Mbpsあると安心

動画配信サイトによって必要な回線速度は微妙に異なりますが、低画質設定であれば3Mbps、4Kなど高画質コンテンツを楽しむのであれば、20Mbpsあればおおむね安心といえそうです。

まずは、自宅の回線が要求速度を満たしているかチェックしてみてください。

快適に視聴できないときは回線速度をチェック

快適に動画が視聴できない場合、回線速度が原因かもしれません。まずは、利用中のサービスの要求速度と、契約中の回線の速度を確認してみましょう。

ビッグローブ光なら動画視聴もサクサク

ビッグローブ光では、最大1Gbps*1の高速インターネット回線を提供しています。高速通信規格「IPv6(IPoE方式)*2」にも対応しており、動画視聴はもちろん、ゲームやネットサーフィンも快適に楽しむことができます。

料金はわかりやすい「マンションプラン」「ファミリープランの」二通りのみ。おトクな特典も用意されています。今の回線速度に不満を感じているなら、ビッグローブ光と比較してみてください。

 

「ビッグローブ光」詳しくはこちら

 

*1 最大通信速度は光回線タイプによって異なります。最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。

*2 IPv6に対応していないサービス/サイトはIPv4接続となります。

あなたにオススメ

いちはら

今日の晩御飯から不動産・転職までこなすマルチジャンルライター。Twitterでも活動中。Twitter:@IchiharaMakiwo