ふと先日、Canonのモバイルプリンターを購入しました。今まではとくになくても困るものでもなかったのですが、買ってみるとはやり便利だな、という印象です。
そこで、この春から新生活をスタートし、プリンターの購入を検討される方もいらっしゃると思いますので、その参考になればと思います。
プリンター購入のきっかけは?
理由は2つありました。
1つめは、2カ月間のオンライン英語レッスンを受講した際、その教材がPDFで毎日送付されてくるので、手元で見やすくするために自宅で印刷をしたくなったこと。
2つめは、毎年、年賀状の印刷を印刷業者に出していたが、品質にもコストにも満足しておらず、いつかはプリンタを買いたいと思っていたこと。 そこで、思い切ってモバイルプリンターを買いました。
「モバイル」が欲しかった理由
プリンターを買う上で、我が家では買うならモバイルプリンター、と決めていました。 なぜかというと、
- 大きなプリンターを据え置きしておけるほどのスペースが我が家にはない
- パソコン作業をするダイニングテーブルの近くにコンセントがない
というのが大きな理由です。 充電さえしておけば、サっと取り出して印刷でき、またすぐに片づけられるモバイルプリンターは我が家にはちょうどよかったのです。PCやスマホとワイヤレスにつなげられることもまた魅力でした。
落とし穴。モバイルプリンターは実は「モバイル」じゃない!?
モバイルプリンターを購入するにあたり、1つの落とし穴に直面しました。
それは、機種によっては「バッテリーが別売り」だったことです。 つまり、コンセントを挿して給電しながらでないとプリンターが使えないのです!(全然モバイルじゃない!)
それなのに「モバイルプリンター」という商品名で平然と売られていることには、かなり戸惑いを覚えました。
我が家が買ったのは、Canonのモバイルプリンター + 別売りの専用バッテリー
我が家が購入したのはCanonのPIXUS iP-110という商品。これもずばり、バッテリーが別売りの商品でした。 完全ワイヤレスで利用したかったため、モバイル用のバッテリーも併せて購入しました。
本体が2万2000円ほどに対して、モバイルバッテリーが6000円ちょっと。 バッテリーを組み込んでしまっては、形も値段も大きくなるのは目にみえています。 別売りにしている理由がなんとなくわかる気がしました。
実際、この6000円にはかなり悩みましたが、やはりワイヤレスにしないと使わなくなりそう、という念が後押しし、なんとか購入に踏み切りました。
いざ使ってみた感想は? メリットはどんな点?
メリットを語る上で、プリンターが家にあるメリットと、プリンターがモバイルであるメリットの2つに分けて述べたいと思います。
家にプリンターがあるメリット
モバイルであるないにかかわらず、プリンターが自宅にあればあるでとても便利でした。
特に、重宝したのは旅行に行く前の準備です。
- パスポートの控えを印刷しておいたり
- 旅程を印刷しておいたり
- 空港からホテルまでの地図を印刷しておいたり
など。これまでは、コンビニのマルチ印刷機でやっていましたが、いくらまとめて印刷しても、あ、これも必要だ、と追加の印刷が出るのが常でした。そのたびにコンビニへかけこんでいたのですが、自宅で完結することは、当たり前ですが楽だなと感じました。
あと、たまに
- 子供の写真を印刷する
といった用途にも利用しています。
プリンターが「モバイル」であるメリット
- 電源のないところでも利用できる
- ワイヤレスのため、配線をする手間がない
- 出し入れが楽。使用後にすぐに片づけられる
- 据え置きしたとしても、家の景観を損なわない
などが挙げられます。 外や車の中で利用したい、という方にとってはより威力を感じられることでしょう。
モバイルプリンターのデメリットは?
それは、ただひとつ、値段が高いこと、です。
今回、本体と別売りバッテリーで総額2万8000円ほどでした。
一方で、最近では1万円以内の家庭用プリンタはゴロゴロあります。 実際のところ、2万8000円も出せば、同じCanonでもビジネス向けの複合機まで買えてしまうという価格感からも、このモバイルプリンターの高さが伺い知れると思います。
ですので、これからモバイルプリンターを購入される方は、本当にモバイルである必要があるかどうかを今一度見極め、それでもモバイル性をとるのか、はたまた機能性を重視するのか、といった視点で検討されるのが良いと思います。
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