新木さくら

4月29日にリリースしたLinQの6thシングル「ハレハレ☆パレード」はLinQとして初のオリコンデイリー一位を記録。LinQ結成5年目の活動は上々のスタートを切った。

前編はこちら

「でも今回のリリースイベントはとても悔しかったです。自分自身に。いつもリリースイベントでは『LinQを売る、CDを売る、新木さくらを売る』をテーマにしてやってきたのですが、今回もLinQも知ってもらったしオリコンデイリー一位もとったし、私も新しいファンの人や生メールを取ってくれる人も増えたのですが、でもつかんだものがなかったなと。いつも長期の遠征に行ったら絶対何か学んだことを持って帰ってくるのですが。今回は自分の中で心残りがあります。」

LinQは結成5周年目でのマリンメッセ福岡のライブを目標に活動している。1万人収容の会場でのライブを目指して、サーキットツアー、4周年ライブ、リリースイベントと2015年も年明け早々から休む間もなく走り続けた彼女たちにとって、7月にサーキットツアーの追加公演を前に今は一段落の時期といえる。

「そうですね。みんなでいろいろ考える時期じゃないかなと思います。これからのこととか...休憩時期みたいな感じかもしれませんけれど、そこでだらけたらダメだと思うんですよ。今だからこそメンバーのみんなとこれからのLinQについて話し合ったり、自信持って挑めるようする機会かなと。

マリンメッセ(でのライブ)はファンの人と約束しているし、やっぱり絶対行きたいし。でもメンバーにもマリンメッセに行けないと思う人が...。やっぱり出てくるじゃないですか、『行けないよ』みたいな。でも、そう思う人がいなくなってみんなが『絶対行ける!』という気持ちでやっていけるようにしたいですね。マリンメッセという約束した場所で、ファンの人たちと同じ景色を見たいです。」

新木さくら、新木こころ

サーキットツアーを共にした妹・新木こころも急成長したメンバーの一人。姉妹だけでステージに立つ機会も(写真は4月の4周年ライブ)


■彼女に舞い降りた、うってつけの新企画

LinQは30人近いメンバーがいる大所帯。そしてメンバーの中にはテレビやラジオのレギュラーを持ったり、モデルとして広告に起用されたり、俳優として舞台に立ったり声優に起用されたり、と個人としての活動も最近は非常に活発に行われている。そしてその活動の中で新たなファンをつかみ、LinQに興味を持ってもらう...

一方で個人としての活動の少ないメンバーもいる。彼女もその一人だ。かつてソロDVDを出したことはあったが、自分の活動がLinQの成長にどうリンクできるのか、というのは悩みの一つだった。

「...私って何かできる、という特徴みたいなものがないんです。そのときに私は何でLinQを広めようかと思ったときに、ツイッターと遠征で広めたいなと。ツイッターだったら自撮りを載せていろんな人に拡散してもらって。人ってたいてい、ツイッターで画像を見て『かわいい』と思ったら『見てみたい』と思って実際に会いに行って、そこでハマるじゃないですか。だからそこを私はやりたいなと思って。そしてそういう人のところに実際に出向いて行きたいです。」


実はLinQは5月28日から、毎日出されるお題にあわせて自撮りを投稿する「LinQ100面相」企画がスタートしたばかり。まさに彼女にうってつけの企画だ。

「今まで投票系の企画ってあまり参加してなかったんですよ。でもこの企画を聞いたときに、LinQも広められる、自分も広められる、ツイッター、自撮り、拡散...『自分、参加せな!』と。なのでスタッフさんに『絶対やります』と言って。

ここで一位にならなきゃ恥ずかしいし、なのでファンの人に言ったのは『ここで一位にならなかったら自撮りやめます』って。」

新木さくら

元々彼女は目標として「飲料水のCMに出る」をLinQでデビューする前からずっと掲げている。学生が海とかを走る青春ドラマみたいなCMを中学の時に見てからずっと思っていたという。

「つい最近新しい夢ができたんです。蜷川実花さんってカメラマンの方がいらっしゃるじゃないですか。あの人に写真を撮ってもらって私のフォトブックを出したいんです。写真だけ載っている写真集、ではなくて。フォトブックって自分のメイクの仕方とかこだわっていることとか、自分の小さい頃のエピソードとか載っているじゃないですか。

AKB48のこじはる(小嶋陽菜)さんが好きで。写真集も持っているんですよ。その中にそういうコーナーがあって、『こういうアイドルになりたいな』と思っていたんです。なので『新木さくらとは』みたいな前書きが最初にあったりグラビアもあったり、いろんな私を見てもらえる本を出したいです。」

それは、あの京都の夜の涙から結果的に生まれた夢なのだろう。自分をどう見せるか、を考えた中で導き出した、自分が感じたままの楽しさの表現、という新木さくらのあり方、何より「新木さくら」の自己表現。

───
このインタビューの数時間後に行われた5人公演。その開演前には、大庭彩歌が作成したサーキットツアーを振り返る映像が流された。公演各地の写真がまるで日記のように次々と流れるその動画を見て、新木さくらは開演前から泣いていたという。

それは懐かしさから来る涙ではなく、あの京都での号泣を思い出した、つらい意味での涙だったのかもしれない。彼女はあの夜の涙を、流した分だけ乗り越えなくてはならない。それは、新木さくらとしての宿題であり、命題なのだろう。その日のライブは、その命題すら楽しむかのように、ライブを、そして何より今生きていることそのものすら楽しんでいる彼女の姿があった。

桜という木は、花を咲かせると多くの人を魅了する。だが、咲くのはせいぜい2週間くらい。はかない花の命も美しいが、美しいものはいつでも見たい。思えば彼女の自己紹介は「年中咲く綺麗なさくらになれるよう頑張ります」。


彼女はいつも有言実行なのである。

LinQ

【Member #1】新木さくら 所属:LinQ
生年月日:1996年11月14日 出身地:福岡県
2013年8月に5期生としてLinQに加入。愛称はさあちゃん。LinQメンバーの新木こころは妹。

~あなたにとって、LinQとは~
「夢ですね。子供の頃の『アイドルになってたくさんCDを売りたい』という私の夢が叶ったところだから、というのと今はみんなと一緒に夢を叶えたいというか。毎日一緒にいるし、家族よりももしかしたら長い時間おるんじゃないかなと思うときもあるし(笑)。」


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■ライブ情報

LinQ LIVEHOUSE CIRQUIT 2015 SPECIAL まだまだ終わらんLinQの「わ」大作戦!!
【出演メンバー】
天野なつ、一ノ瀬みく、松村くるみ、大庭彩歌、木村早希、由地成美、髙木悠未、坂井朝香、新木さくら、新木こころ、山木彩乃 

2015年7月2日(木)大阪 梅田クラブクアトロ
 OPEN 18:30 START 19:00

2015年7月4日(土)名古屋 栄 RAD HALL
 ①OPEN 13:30 START 14:00 ②OPEN 17:30 START 18:00

2015年7月5日(日)東京 ラフォーレミュージアム原宿
 ①OPEN 13:30 START 14:00 ②OPEN 17:30 START 18:00

2015年7月11日(土)福岡 天神イムズホール
 ①OPEN 13:30 START 14:00 ②OPEN 17:30 START 18:00

■Information■
LinQ オフィシャル WEB
WARNER MUSIC JAPAN LinQ WEB

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編集部有本

元エンジョイ!マガジン編集長(2014年10月時点)。かつてBIGLOBE MUSICを担当していた経験を活かし、よりエンジョイ!でウェッサイ!!なマガジンを目指していきます。

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