「Member」第三弾のLinQ・高木悠未さん。ブログに書いた「センター宣言」の背景にあったものとは...
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高木悠未

2015年4月19日深夜1時9分。

「5年目からは、センターって胸張って言いたいです。センターに相応しい存在でありつづけたい

センターっていう責任をもっと重く感じていきたい。センターとは、なにか。を常に追求し続けていきます。

メンバーやファンのみなさんにも認められるセンターを張りたい。」

その数時間前に4周年ライブを終えたばかりのLinQのメンバー、高木悠未(たかきゆうみ)はそう綴ったブログをアップした。ある決意の元に。


高木悠未は天野なつ同様LinQの一期生で、立ち上げ時からのメンバーだ。といってもデビュー時、彼女はまだ13才。ラジオのレギュラー番組でのトークぶりから自らを「噛み様」などと呼んでしまうようなキャラクターといい、子供っぽさが何より印象的な彼女だけに、その文章からは真剣な、そして何より大人としての自覚が感じられた。

LinQ結成後、「LinQのセンター」といえば常に高木悠未だった。だが、本人は自ら名乗ることにためらいがあったという。あのブログから3ヶ月。高木悠未は改めて自分を見つめ直すように、そして自分と対峙するかのように、語り始めた。

「...なんだろう。例えば『あなたポジションどこなの?』って聞かれるじゃないですか。で、いろいろなポジションさせていただいているから、というのもあったのですが、自分から『センター立たせてもらってます』と言うのが恥ずかしいというか、恐れ多い、みたいな思いがあって。」

高木悠未

アイドルグループのセンターといえば、誰しもが憧れるポジションである。まさにグループの中心であり、グループの特徴や世界そのものを表す大事な要素にもなる。だからこそ、何より大好きなLinQというグループで自分みたいな人間をセンターと呼ばれることは恐れ多いし、ましてや自分で言うなど、気がひける...


ところがそんな彼女の姿勢は、4月の4周年ライブ、そしてその約3週間後に訪れた自身の18才の誕生日を機に大きく変わった。

そのきっかけとなったのは、2月から始まった舞台の出演だった。舞台どころか演技経験のない彼女にとって役者の仕事は初挑戦だったが、初挑戦はそれだけではなかった。東京での公演だったため、その稽古期間も含めて2週間近く福岡を離れ東京で初めて一人暮らしをした。自炊から何まで、全て一人だった。

「一人になる時間が多くて。スタッフさんもつかず自分一人でレッスンや稽古に行って、本番当日も自分一人だったので、今までスタッフさんに甘えていたんだなと『親離れした子供』みたいな感覚になって。スタッフさんのありがたみがとてもわかるというか。でも一人だから自分がやっていかなきゃいけないんだというのも学んだんですよね。『もっとしっかりしとかないかんな』と。」

高木悠未

舞台を終え、4周年ライブを迎え、そして18才の誕生日...メインアシスタントを務める生配信番組「LoGiRL」のスタートなど、個人の仕事も最近さらに増えた。一方で、4周年ライブでは最後のMCでの天野なつの言葉に現実を知ってしまった。

「マリンメッセのスケジュールすら押さえられない」

思えば、現実を知ることはつらいが、何よりその現実をLinQを代表してファンに口で伝えなければならない天野なつの姿が、彼女にとってもつらかったのではないだろうか。自分自身、センターとしてマイクでファンに何かを伝える機会も多いことから、なおさらそのつらさがわかったのではないだろうか。天野なつの悔しさは、自分の悔しさでもあった。だったら、その悔しさを私も共にしたい。リーダーだけをつらい目に遭わせたくない。では、私には何ができる...?

それがブログでのセンター宣言だったのかもしれない。

「18才になって、考え方とか周りの大人の方から教わることも学ばせてもらうことも多くて。それもあって、自分という人間の見せ方とかも、やっとなんですけれど、少しずつだけれどわかってくるようになってきて。」

自分という人間をどう見せるか。そのために大事にしたのがブログだった。

「高木悠未としての自分の立ち位置での見せ方というか、常に熱いことを発信していきたいなと思っていて。『ブログで本音でぶつかってもいいんだ』と、本音で言っちゃった方がファンの方にも伝わるんだなと言うのを、18才になってから最近なんですけれど学んだんです。『こんなにさらけ出しちゃっていいんだ自分』みたいに、高木悠未の殻が少しずつ破れているのかなって。」

だが、高木悠未としての言葉を発するときに変えたのは「本音で言う」ことだけではなかった。

「あれ(センター宣言の)は、やっぱり自信を持って言わなきゃいけないんだなというのを、自分に自信を持つというのを言い聞かせるためにも書いたブログでもあって。内面的にも本当に変わらなきゃというか。18才になって改めて自分を見つめ直したら、子供の年齢じゃなくなっているんだなというのを感じて、18才に精神的にもついていかなきゃと思って、自分に厳しくしている部分もあります。」

高木悠未

あるとき彼女は「いつもの高木悠未が出来なくてすごく悔しい」と綴ったことがあった。自分に向ける言葉が厳しくなった。7月に行われたサーキットツアー追加公演での彼女は、どこかセンター宣言をした自分との重圧と戦っているようだった。どこか、重い靴を履いているようにも見えた。宣言してから、その苦悩があるのではないですか?彼女はそれは当然とばかりに言葉を続けた。

「ブログにとても厳しいことを書くのに行動が伴っていないってとてもカッコ悪いから、ブログに書くとファンの皆さんの前に言っている以上『本当にちゃんとやっていかなきゃいけない』というのが自分に言い聞かせられるから、厳しいことを言うようにしています。」

高木悠未としての覚悟がそこにはあった。ではなぜそこまで自分に厳しくするのか。

「私、性格的に波があるタイプなんですよ。今までも、というより今もあるかもしれないですが、まずその波をなくすために、ブログで公言することで、自分がシュンとなっているときもその言葉を思い出したら『こんなんなっとられん!』みたいな感じになれるなって。落ち込んでいくときに自分で気づくんですよ『あ、いかん、ダメだ』と。でも自分の言葉で『よし、やろう』『しっかりやろう』と自分のモチベーションを上げるみたいに。だからブログっていいなって思います。」

今までの彼女は、普通を0とすれば調子がいいときが+10、悪いときが-10で、その間を激しく行き来していた。でも+10から一気に-10に降下するときに0で食い止めるようにする。そのために目に見える形で自分で言葉を残し、それを発憤材料にする。まるで下降のベクトルをあるタイミングで一気に上昇に転化させるように。落ちてきたボールが床にたたきつけられたとき、そのスピードの分より高く弾むように。

彼女は手でそんな仕草をしながら熱く語った。まるでその下降からの急転による上昇こそが高木悠未、そしてLinQにとって何より必要だと言わんばかりに。

センターとしてもっと自分に厳しく。自分が言ったことには責任を取る。それが、LinQとしての成長にもつながる...

その意識が、彼女をあの日のステージに立たせた。

高木悠未

続編を公開しました

「LinQ 4th Anniversary ~ Welcome to the LinQworld!!」ダイジェストムービー

ハレハレ☆パレード(4th Anniversary ~ Welcome to the LinQworld !!)

BATON(4th Anniversary ~ Welcome to the LinQworld !!)

ダイジェスト(4th Anniversary ~ Welcome to the LinQworld !!)

リリース情報

LinQメジャー7thシングル
「LinQuest~やがて伝説へ・・・」

発売日:2015年9月9日 
ワーナーミュージック・ジャパン

GYAOにてPV配信開始!

<通常盤>価格:\926+税 WPCL-12184
M-1 LinQuest ~やがて伝説へ・・・
M-2 アイ、スクリーミン。
M-3 LinQuest ~やがて伝説へ・・・ -instrumental-
M-4 アイ、スクリーミン。 -instrumental-

<初回限定版>価格:\1,852+税 WPZL-31071/2
【CD】
M-1 LinQuest ~やがて伝説へ・・・
M-2 Jump Jump Jump!
M-3 LinQuest ~やがて伝説へ・・・ -instrumental-
M-4 Jump Jump Jump! -instrumental-

【DVD】
LinQ Lady Super Live Tour 2014
M-1 LinQ Theme (CLUB NIGHT REMIX)
M-2 Going my way!(SHiNTA PLANET REMIX)
M-3 笑顔にLinQ (SHiNTA RAINYDAY PLANET REMIX)
M-4 手をつないで (SHiNTA PLANET REMIX)
M-5 マケナイガールズ(SHiNTA PLANET LADY REMIX)
M-6 Let's feel together (SHiNTA PLANET REMIX)
M-7 Bye-bye baby love (SHiNTA PLANET REM
IX)
M-8 My Letter (SHiNTA PLANET REMIX)

LIVE DVD & Blu-ray
「LinQ 4th Anniversary ~ Welcome to the LinQworld!!」

発売日:2015年9月9日
ワーナーミュージック・ジャパン
<DVD>価格:\5,800(本体)+税 WPBL-90344/5
<Blu-ray>価格:\6,800(本体)+ 税 WPXL-90105

主なライブ情報

2015年8月22日(土)、23日(日)
LinQ第676、677、678、679回公演
福岡・天神ベストホール

首都圏の主なイベント
2015年8月26日(水)
しずる館Festival 2015 in 亀有

2015年8月29日(土)
@JAM EXPO 2015

2015年8月30日(日)
汐留ロコドル甲子園2015 決勝戦


■Information■

LinQ OFFICIAL WEB
http://loveinq.com/

ピックアップ

編集部有本

元エンジョイ!マガジン編集長(2014年10月時点)。かつてBIGLOBE MUSICを担当していた経験を活かし、よりエンジョイ!でウェッサイ!!なマガジンを目指していきます。

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