MacBookの通知センターは通知だけにあらず!仕事に役立つ機能を使いこなす方法

MacBookにある「通知センター」は、通知するだけにあらず!予定を把握したり、音楽の再生/停止ができたりなど、通知センターを使いこなすことで今まで行っていた操作がもっとスマートにできるようになります。筆者のおすすめの使い方を詳しく解説します。

筆者は仕事上、WindowsとMacBookを併用しています。WindowsはOfficeでのメインPCとしてデュアルディスプレイ(2画面)で利用、MacBookは打ち合わせにでかけた先や自宅でのリモートワーク時などに利用しています。

MacBookになるとどうしても画面が小さくなることもあって、できるだけ作業を効率化する必要があり、便利な機能があればまずは取り入れるようにしています。

そこで筆者が最近よく利用するようになったのが「通知センター」です。

Touch Barに設置した「通知センター」ボタンを押すことにより、今日の予定を確認したり、電卓で即座に計算をしたり、天気や今再生している曲名などを簡単に確認できるようになるのです。

ということで今回は、仕事でMacBookを使う人に特におすすめしたいMacBookの通知センターの機能についてご紹介しようと思います。

まずは「通知センター」へのアクセスを簡単にしよう!

通知センターは、MacBookの画面右上のアイコンをクリックすることで開くことができるのですが、カーソルを都度右上に持っていってアイコンに合わせる必要があり、実はちょっと面倒くさいんです。

Touch Barをカスタムしよう

そこで筆者がおすすめするのはTouch Barに「通知センター」ボタンを配置することです。MacBookのTouch Barがカスタムできることは、以前の記事で紹介をしましたが、その方法を使って、Touch Barに「通知センター」ボタンを設置することで、とても簡単に開けるようになるのです。

筆者は写真の通り、Touch Barの一番右端に「通知センター」ボタンを配置しています。キーボードでのタイピング中でも、人差し指ですかさず通知センターを開くことができ、この配置によって通知センターをごく日常的に使うようになりました。

通知センターには何が表示されるの?

さて、通知センターが簡単に開けるようになったところで、続いては通知センターにどんな項目を表示できるのかをご説明します。

通知センターはまず大きく「今日」と「通知」という2つのタブに分かれます。

後者の「通知」は、文字通りいろんなアプリケーションからの通知が表示されます。チャットのメッセージやメール受信の通知、Dropboxでリンクを生成した際の通知、また動画の書き出しが終わった通知などありとあらゆる「通知」です。こちらについては説明するまでもなく、当記事では触れません。

筆者が今回みなさんにご紹介したいのは、前者の「今日」というタブの中の機能です。

通知センターの「今日」の中には何がある?

「今日」に表示できるのは、以下の10項目です。それぞれどんな内容を表示してくれるのか、また、筆者がどれを有効にしているか、も参考として◯マークをつけてみました。

 

No. 項目 内容 筆者が有効にしているもの
1 今日の予定 次の予定まであと何分という残り時間や現在の天気や気温も教えてくれる
2 カレンダー 向こう数時間の予定を表示する
3 リマインダー リマインダーを確認する
4 世界時計 任意の国の時計を表示する
5 再生中 現在再生している曲名を表示したり再生/停止、次の曲、前の曲の操作も可能
6 友達を探す 自身の位置情報を利用して、現在地を地図に表示したり、友達との距離を確認したりすることができる
7 天気 任意の地域の天気を表示する
8 株価 株価を表示する
9 計算機 電卓を表示し、計算ができる
10 明日の予定 明日の予定の件数や、最初の予定の開始時刻を表示する

どれを有効にするかは個人個人によって異なると思います。株価が気になる方は「株価」を有効にするのも良いでしょうし、各国の時刻をすぐに知りたいシーンがよくある方は「世界時計」を有効にするのも良いでしょう。

仕事で特に便利だと感じる点

筆者が有効にしているものを挙げると「カレンダー」「再生中」「天気」「計算機」の4つです。MacBookを「仕事で利用する」という観点からこの4つに落ち着きました。

「カレンダー」は、直近の予定を把握することができ、1日に数回はかならず確認するクセがついています。わざわざカレンダーアプリを開く必要もないため、今となってはMacBookでの予定確認のためのマスト機能となっています。

「再生中」については、筆者は仕事中に常時音楽を聴いており、ときおり曲名を知りたくなるシーンがあります。決してiTunesで聴いている必要はなく、Chromeのタブを使ってのYouTubeやSoundCloudで聴いてる音楽の場合でも、そのタイトルを表示してくれる設計になっているのも嬉しいポイントです。

「天気」は実は付属品として置いています。というのも、上述の「カレンダー」や「再生中」を通知センターで確認する際に、ふと「天気」も目に入ってくると便利だな、という観点で配置しています。デスクワークに没頭していると外の天気に疎くなるときがありますが、通知センターを開いたときに「ついで見」で天気を知ることができるのがいいのです。

そして最後の「計算機」。これは配置して大正解です。仕事をしていると何かしら計算をしなくてはいけないときがあります。エクセルを使うほどではないけど、頭の中で計算するにはややこしい場合、通知センターからすかさず計算できます。Macには「計算機」アプリがありますが、アプリを立ち上げる手間すらないので、「計算機」での計算は非常にスマートでおすすめです。

ぜひ使ってみて

MacBookの通知センターですが、一見するとiPhoneの通知センターに見た目も似ており、iPhoneを利用している方にはなおのこと親しみやすい機能ではないかなと思います。

まず、Touch Barをカスタムして「通知センター」を配置しアクセスしやすくした上で、通知センター内を自分好みの項目で埋めてみてください。きっとそのスマートさにあなたも惚れ込んでしまうと思います。

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うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。