大災害発生時、LINE公式アカウントから届く安否投稿を促すメッセージってどんなもの?

北海道胆振東部地震が発生した当日、LINE公式アカウントから安否投稿を促すメッセージがとどきました。「無事です」とタイムラインに投稿することで、どんなメリットがあったかをご紹介します。

2018年9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震。札幌に住む筆者の自宅は、停電に見舞われて、たびたび続く余震に怯えていました。
そんな中、地震発生から約6時間後の朝9時過ぎ、LINE公式アカウントからこんなトークが届きました。

タイムラインに安否報告を促すLINE公式アカウント

このように、地震の被害状況を

  1. 被害があります
  2. 無事です
  3. 災害地域にいません

の3つの中から選ぶだけで、自分のタイムラインに安否報告をできるようになっていたのです。
普段はこのタイムラインへの投稿はおろかタイムラインを見ることすら全くしませんが、このときばかりはLINEでつながっている人に安心してもらえればいいなと思い、すぐに「無事です」をタップし投稿しました。

「タイムライン」だから生まれた、しばらくぶりな人たちからのリアクション

投稿後、その投稿に「いいね」やコメントなどの反応がありました。
ここで特筆したいのは、その反応をくれた人たちの多くが遠く離れた本州の友達や親戚ばかりで、さらには、連絡を取るのもかなり久しぶりだった人たちばかりだったということです。
これは「タイムライン」という特性だからこそ成せる技だと思いました。
タイムラインに「無事です」という情報を置いておくことで、安否を気遣ってくれている人に届く可能性があり、自分も誰かに押し付けることなく無事だということを伝えられたのです。
相手を指定して送る「トーク」だと、この人たちにコンタクトを取ることさえなかっただろうと思います。
ということで、LINEでの安否投稿の有効性をひしひしと感じた北海道地震でした。
この画面には極力出合わないことが一番なのですが、もし使わなくてはいけない時がきてしまったときは落ち着いてうまく利用してみてください。

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うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。