「お前っ、その靴履いていくのか!?」
と怒鳴ったのは、上司の結婚式の待ち合わせで集合した我が社のエントランスでのこと。
今年入社したばかりの新卒社員がトンチンカンな靴を履いてきた。
(↑彼が履いてきた靴はもっとくたびれていましたが。。。)
彼が履いてきた靴は【茶のモンクストラップ】と呼ばれるタイプの靴。
これはビジネスシーンではよいかもしれないけれど、冠婚葬祭には不向き。
何がダメかというと、
× 黒じゃない
× 紐靴じゃない
の2点がよりフォーマル度が求められる冠婚葬祭に向かない理由。
少なくとも「黒の紐革靴」であれば、僕も一喝することはなかったのだ。
幸いにもネットショップを十数店舗運営する我が社のオフィスには、メンズアパレルの撮影小物として革靴が何足かあったので、急きょ一足選んでみました。
冠婚葬祭で履くのにベストな革靴はこれ!
【黒のストレートチップ】
ストレートチップとは、つま先に横真一文字にラインが入った靴のこと。
実はこのタイプこそが『冠婚葬祭に最も相応しいフォーマルな靴』とされている。
つま先側の靴紐を通す部分(ハトメ)が靴の内側についているのが内羽根式。外側についているのが外羽根式。上の写真のような内羽根式のほうがより儀式用とされており、品格があるといわれている。
カチっとした服装で臨むべき上司の結婚式や、お葬式などでは必ずこの内羽根式の【黒のストレートチップ】を履きたいところだ。
◆ストレートチップの革靴を探すにはこちら
買いに行く前に覚えておきたい「革靴」のデザイン
【プレーントゥ】
一枚の革で作られた、つま先になんの装飾もない革靴のこと。
ストレートチップに次ぐフォーマル度とされているので、黒のストレートチップが用意できなければ、こちらで代用してもいいだろう。
◆プレーントゥの革靴を探すにはこちら
【ウィングチップ】
つま先に鳥の羽のような装飾がある革靴のこと。ビジネスシーンでは相応しいが、ややフォーマル度には欠けるとされる。
◆ウィングチップの革靴を探すにはこちら
【流れモカ(スワロー)】
甲から爪先にかけてのステッチ(縫い目)が走るデザインの革靴のこと。
ポピュラーなデザインで、ビジネスシューズとして万能。ビジカジスタイルにはもってこいだが、若干カジュアルな趣があるので、冠婚葬祭やパーティの場には相応しくないかもしれない。
◆流れモカ(スワロー)の靴を探すにはこちら
ああ、それから最後に、見落としがちだけれど大事なこと。
【革靴とベルトの色は揃えてください】
このことが全身をすっきりまとまった印象にしてくれます。おしゃれのイロハのイ、ですね。
白金body butterでは革靴の他にも、大人の男性のための国内生産にこだわった商品を多数扱っています。
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