香箱ガニを食べに行ってみた!美味しすぎて笑みがとまらない

産地以外ではなかなかお目にかかることができない貴重な「香箱蟹」。
東京で食べられるお店に、蟹好きメンバー3人とお店に行ってきました。

編集部すずきです。
香箱蟹(こうばこがに)をご存知ですか?
ズワイガニの雌のことなのですが、石川県や 富山県などの北陸地方では「香箱蟹」、福井県では「セイコガニ」、京都府北部の丹後では「コッペガニ」とも呼ばれています。(と、さかな検定を取得した同僚から聞きました 笑)
▼参考過去記事:逃したらまた来年までお預け・・・超美味「香箱ガニ」ってなに?
上の記事にも書かれていますが、漁期が11/6~1/6前後と短いことや、雄に比べると身が小さいこともあり、産地以外ではなかなかお目にかかることができない貴重な蟹だそう。
そんな貴重な香箱蟹を東京で食べられるお店を同僚が発見!
さっそく蟹好きメンバー3人とお店に行ってきました。

お店は東京のJR目黒駅から徒歩1分

行ってきたのは、東京の目黒駅からほど近い場所にある「能登の夜市」。
石川県能登から食材を直送しているお店で、郷土の新鮮な刺身やお酒が堪能できます。

まずは乾杯!!
大将には「頃合いを見はからって香箱蟹を出してください」とお願い。

先に運ばれてきた「かぶら寿司」などの郷土料理に舌鼓を打ちつつ、香箱蟹への期待を高めていくメンバー一同。

こちらは能登輪島の純米酒 “伝兵衛”。なみなみと注いでくれます。
そして、いい感じに期待感が高まってきたところで・・・。

香箱蟹が登場!!
びっちり詰まっている茶色い粒は卵の外子(そとこ)。
お店の人が、殻を割りやすいように細い足にまで丁寧に切れ目を入れてくれていたことにも感激。

卵巣の内子(うちこ)も、蟹味噌と一緒にびっちり詰まってます。

カニは盛りつけてから食べると楽しさが倍増する

「せっかくなので料亭で出されるみたいに盛り付けよう」
とメンバーの一人から提案が。
それならば、誰が一番キレイに盛りつけられるのかを競ってみることに。

食べたい思いや溢れる唾液を飲み込みつつ、黙々と身を殻に盛りまくるメンバー。

足以外の身をすべて殻に盛ってから、その上に足の身を並べるとキレイに盛り付けられるらしい。
途中、胴体の方に内子がたくさん詰まってて喚起する場面も(笑。
そして、完成~!!

どうです? 美味しそうでしょう?
盛り付けには性格がでますね。左上の雑なのがボクの作品。
右上と右下は完璧な盛り付け。すばらしい。

店の大将も「こんな風にして食べたお客さんは初めてです」とのこと。

いよいよ実食、その美味さに全員が唸った!

香箱蟹への期待感が最高潮になったところで、ついに実食へ。

盛りつけた身を箸でがっぽり口に。
蟹の身が、外子、内子、蟹味噌と混じりあって、濃厚な旨みが口中に一気に拡がって・・・う、うまい!!
新発見だったのは外子の食感。数の子やとびっことも違いますし、上手な表現が思い浮かばないのがくやしい。
なるほど。地元の人が雄のズワイガニよりも小さい香箱蟹ばかりを食べているという話しにも納得。

身を全部食べ終えたら、最後は殻に日本酒を注いでグビッと。
締めで、外子と内子と蟹の身がたっぷり入った「かに雑炊」も注文。
ペロリと完食して、また食べに来ようとみんなで誓いあって「香箱蟹を食べる会」は終了。
香箱蟹が食べられるのは1月6日まで!香箱蟹を食べるのならお早めに。
▼今回、取材に食べに行ったお店
「能登の夜市」
※2012年12月時点の情報です。最新の情報は店舗のサイトをご確認ください。
香箱蟹が入荷してるかどうかは、事前にお店にご確認を。
直接、産地に食べに行かれる方は「BIGLOBE旅行」もぜひご活用ください。
「かに料理を楽しめる旅館・ホテル」特集もありますよ!

おまけ

カニの正面顔。結構コワイです。

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すずき

1976年生まれ。東京の田舎ですくすく成長。小学校3年の夏、子供会の肝試しで、好きな子を置きざりにして逃げだした経験を持つ。 記事執筆、編集など色々とやってます。