『鬼滅の刃』はなぜ人気?どこがおもしろい?

普段はアニメを見ない人、漫画を読まない人でも、『鬼滅の刃(きめつのやいば)』というタイトルは聞いたことがあるのではないでしょうか。

『鬼滅の刃』は、2016年から『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画。もともと人気の作品でしたが、2019年にアニメ化されたことで爆発的にヒットします。

世代を問わず人気を集める本シリーズの累計発行部数は、2020年1月には4,000万部を突破。アニメの放送が終わった10月以降は、各地の書店で品切れが続出。『オリコン年間コミックランキング 2019』では作品別で堂々の1位を獲得しました。

本記事では、そんな『鬼滅の刃』についてご紹介。作品自体の紹介というよりは、「なぜこれだけ人気が出たのか」という理由を探ります。

アニメ『鬼滅の刃』が話題になった、3つの理由

『鬼滅の刃』はなぜ人気?どこがおもしろい?

一部の報道では「社会現象」と評されるほどに注目を集めている『鬼滅の刃』。これほどまでに爆発的な流行となった大きなきっかけとして、2019年4月から9月にかけて放映されたアニメ版の存在があります。

アニメーション制作を担当したのは、ufotable。過去には『Fate/Zero』や『劇場版 空の境界』などの人気作品を手掛けており、ハイクオリティな映像に定評のあるアニメ制作会社です。

ですが、ただ「クオリティが高い」だけでアニメが流行するとは限りません。本作がこれほどまでに注目されるようになった理由としては、いくつかのポイントが挙げられます。ここでは、その要素の一部をかいつまんで取り上げてみましょう。

① 主題歌『紅蓮華』の人気と、作品を彩る楽曲

「『鬼滅の刃』をまったく知らない」という人でも、この曲は聞いたことがあるのではないでしょうか。2019年の紅白歌合戦でも歌われた、アニメ『鬼滅の刃』のオープニングテーマ『紅蓮華』です。

オリコンランキングで軒並み1位を獲得したほか、YouTube上でも大勢にカバーされている人気曲。国内外の人気YouTuber・VTuber・歌い手が、この曲を歌った動画を投稿しています。この曲で作品を知ったという人も少なくありません。

そういった楽曲単体の人気はもちろんのこと、アニメ映像があわさるとさらにかっこいい。また、梶浦由記さん、椎名豪さんという2人の人気作曲家が劇中の音楽を担当しており、物語を彩る音楽全般も高く評価されています。

▼LiSA 『紅蓮華』 -MUSiC CLiP YouTube EDIT ver.はこちらから

② SNSでバズった「年号」と「ヒノカミ」

放送が始まった当初から「クオリティがすごい」「先が気になる」などと、同時期のアニメの中でも特に注目を集めていた本作。「口コミでじわじわと視聴者を増やしていった」のも間違いありませんが、一方で、何度かバズったこともありました。

たとえば、アニメ第4話が放送されたときのこと。

この回には「手鬼」という敵キャラが登場したのですが、彼が発した「年号が変わっている!」というセリフがにわかに話題になりました。これは、彼が「明治から大正に年号が変わっていたことを知らなかった」ことを叫んだセリフです。

この第4話が放送されたのが、2019年4月29日のこと。

――そう、ちょうど5月1日に元号が「平成」から「令和」へと変わる、直前のタイミングだったのです。その5月1日には公式アカウントがそのシーンをTwitterに投稿し、約5万RTされるほどにバズりました。

また、全26話の中でも特にネット上で話題になったのが、第19話『ヒノカミ』。

驚異的な強さを持つ敵の鬼との戦闘シーンが、「とてつもなくすごい」と話題に。何度も見返す人が続出し、Twitterでは絶賛の声が途切れることなく流れていました。

原作者の吾峠呼世晴先生も「作画、演出、音楽、全てが凄すぎてボロ泣きし、第19話を20回ほど繰り返し視聴しました」とコメントを寄せたほか、中国の動画配信サイト・bilibiliでは、配信中の視聴回数が3億回を突破したそうです。

③ 十人十色の魅力と背景を持つ、キャラクターたち

『鬼滅の刃』はなぜ人気?どこがおもしろい?

「女性人気がすごい」と言われ、その理由を分析しているサイトも多い本作。「男性の人気声優が多く参加しているから」「シリアスとギャグのバランスがいいから」「世界観や物語に入り込みやすいから」といった切り口で説明されています。

たしかに、これらも人気の一因となってはいそうですが、「これ!」と断言できるものはありません。おそらく、いくつもの要因が重なって今の人気になっているのではないでしょうか。

実際に身近な女性ファンの声を聞いた印象としては、「魅力的なキャラクター」と「人間ドラマ」に惹かれている人が特に多いように感じました。

悲劇に直面しつつも、「自分は長男だから」と何度も何度も言い聞かせ、妹のために戦い続ける炭治郎。臆病でネガティブな性格ながら、いざという時は仲間や他人のために命を懸けられる善逸。粗暴だが打たれ弱い、仲間と交わる中で情緒豊かになっていく伊之助。

アニメで主要キャラとして登場していた彼ら3人はもちろんのこと、個性豊かな鬼殺隊の面々や、さらには「敵」である鬼が好きだという人も少なくありません。

一人ひとりが個性と背景を持つ"生きた"キャラクターであり、その心中や境遇に共感してしまう。そんな彼ら彼女らが織りなす人間模様が、魅力的でないはずがありません。人も鬼も含めた「ドラマ」が描かれているからこそ、物語としての奥行きが感じられ、一喜一憂させられてしまう。

それが、『鬼滅の刃』という作品の魅力なのではないでしょうか。

まとめ

以上、『鬼滅の刃』の魅力と人気の理由を紹介させていただきました。

あれこれと説明してきましたが、本記事でふれたのは『鬼滅の刃』という作品の一部に過ぎません。実際に見てみたら違った印象を抱く人もいるでしょうし、別の部分に魅力を感じる人も多いはずです。

漫画第1巻の試し読みや、アニメ第1話の無料視聴ができるサイトやアプリもありますので、まずは一度、『鬼滅の刃』の世界にふれてみてはいかがでしょうか。

▼公式サイト:『鬼滅の刃』公式ポータルサイト
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けいろー(@Y_Yoshimune)

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。 ⇒ぐるりみち

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