その年の世相を漢字1字で表す「今年の漢字」。毎年、年末が近づくとネットやテレビニュースなどで取り上げられ話題になりますよね。これは日本漢字能力検定協会のキャンペーンで、1995年に始まりました。

でも実は、台湾や中国、シンガポールなど日本以外でも「今年の漢字」を決めているって知っていましたか?

2014年の日本の「今年の漢字」は「税」

2014年の「今年の漢字」は、消費税増税と、それに伴って国民の生活環境が大きく変化したことを反映し、「税」となりました。 消費税アップによる国内総生産(GDP)の落ち込みや、税金の有効な使い方を決める側であるはずの国会議員や県議会議員による"政治と金"問題が物議を醸しました。 ちなみに2013年は「輪」。2020年オリンピックの東京招致や、富士山の世界遺産登録などの喜びの"輪"を表しています。

2014年の「今年の漢字」、日本以外は何だったの・・・?

台湾:「黒」
「今年の漢字」にあたる「台湾2014代表字大選」で2014年に選ばれた漢字は「黒」。これは、台湾において古くなった食用油や排水油を加工して作られた油が食用油として売られていた事件が発覚し、「黒心油」と呼ばれ、大きな問題となったことに由来しています。「黒心」とは「邪悪な心」というような意味合いをもっているそうです。

中国:「法」
2014年末に選出された「今年の漢字」は「法」。10月に開催された中国共産党の第18期中央委員会第4回総会(4中全会)で、法治国家建設を重大目標に掲げられたことがその理由だとされています。

シンガポール:「乱」
同じく昨年、華人(中国系住民)の多いシンガポールで選出された漢字は「乱」。2014年は中東とウクライナ危機のほか、東海と南海の領土紛争などが起こり、世界情勢の不安定さを表した漢字だと考えられています。

マレーシア:「航」
一方、マレーシアで選ばれたのは「航」。3月にマレーシア航空機がクララルンプールから北京に向かう途中でタイ上空で消息を絶ち、続いて7月にはオランダのスキポール空港からクアラルンプールへ向かっていたマレーシア航空機が撃墜され、航空機関連の事故や事件が続いたことからの選出でした。

2015年、日本の「今年の漢字」が発表されるのは12月15日。その他の国も12月~翌都市1月に「今年の漢字」が発表されます。

年によってはネガティブなイメージの漢字が選ばれることもありますが、今年は明るい漢字が取り上げられるといいですね! みなさんも予想してみてはいかがでしょうか?

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Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。

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