そのメールに添付されてきたファイル。
開いちゃいましたか?
差出人は友達だし、特に疑うこともなくそのファイルをクリック。その途端、パソコンがおかしくなった…
よくあるウイルス感染は、このような添付されてきたファイルを思わずクリックしてしまうことで起こることが多いのです。そんな時、ファイルを開く前にまず確認してほしい部分があります。
それが「拡張子(かくちょうし)」です。
あなたは「拡張子」表示派? それとも非表示のまま?
ではなぜ、最初に「拡張子」を確認してほしいのか?
それは、その部分を見れば、ウイルス感染の恐れがあるファイルかどうか、事前に見極めることができるからです。
たとえば、次のようなパソコントラブルのケースで役立つかもしれません!
パソコンにトラブルが! 詳しい人に相談するとよく聞かれる「拡張子」
ある日、よくわからない怪しいメールが自分に届き、そこに名称がちょっと変なファイルが添付されているとします。
そんな時はファイルをクリックせずに、パソコンに詳しい人に電話して相談してみましょう。
すると、こんなやり取りになると思います。
Aさん「昨日届いたメールに、意味のわからない名称のファイルがくっついてきたんだけど、これって開いても大丈夫かな?」
Bさん「それはちょっと危険かもね。そのファイルの名前と拡張子は?」
Aさん「・・・え? かくちょ・・・??」
パソコンに詳しい人がなぜそう聞くかというと、先にも書きましたが、ウイルスや不正なプログラム等の仕組まれた「悪意のあるファイル」かどうかを判断することができるかもしれないため。
もっともよく見かけるケースとしては、「.exe」という拡張子。※
これをクリックすると、ファイルに組み込まれたプログラムが実行されます。もしそれに「悪意のある」プログラムが仕組まれていたら・・・そう考えるとゾッとしますよね。
ですので、見知らぬ人からのメールについている「.exe」ファイルはもちろん、たとえ友人からのメールでも違和感を感じるファイルには、念のため触れないでおくことが安全です。
また、添付されているファイルが「.txt」や「.doc」だから必ずしも安全とはいえません。
拡張子そのものを偽装していることもありますので、メールに添付されているファイルを開くに時は必ず対策ソフトなどでチェックをしましょう。
BIGLOBEにはこんな「メールウイルスチェック」サービスがありますよ。
※「.exe」はソフトウェアをインストールする時にも使われる拡張子です。そのため、「.exe」がすべて悪意のあるウイルスが仕組まれているわけではありません。そのファイルの提供元にご注意の上で、ご自身の責任で実行してください!