東北復興新聞

「もともと東北にはすばらしい自然や文化があり、旅情を誘う要素がたくさんあります。そんな中、震災・被災地といった、ある種のステレオタイプな見方で『東北』を括ってしまい、足が遠のいてしまうとしたら、それはとても勿体ないと思います。」

NPO法人HUGの代表・本間勇輝さんは、震災を機に被災地を訪れ、地元の人との交流がいつしか震災を超えた東北全体への関心となり、何度も足を運ぶ『東北ファン』になったそう。

そんな本間さんが発行するのが東北復興新聞です。

「現地で頑張る方々は毎日本当に忙しく、情報の収集も発信もままならない。だから素晴らしい活動が世間にあまり知られていない・・・」

実際に被災地で地元の人々と交流し、こうしたことに気付いたといいます。そうしたことから、復興を情報面から支援する東北復興新聞を発行するに至り、2012年10月現在で16号になっています。

この「新聞」は定期購読が無料で、読んでみたい方はウェブサイトから申し込むことができます。
(賛同者は「サポーター」となって支援する制度もあり)

また、復興活動に取り組んでいる方々の情報発信も手伝ってくれるそう。情報掲載は無料なので、そのような方がエンジョイ!マガジン読者にいましたら、こちらから相談してみてはいかがでしょうか!

自由大学の継続的な関わり方「地域体験プログラム」

一方こちらは、仙台にあるとある農家の方の敷地で行った納屋のペンキ塗りの様子です。

自由大学復興クラブ

東日本大震災以降、ぼくも携わっている自由大学の「学びと復興」をテーマにした地域体験プログラムには、いまも東京をはじめとした首都圏から多くの方が参加しています。

何度も同じ場所を訪れ、小さなお手伝いや農業体験、そして地元の方による地域講義を通して、震災以降の被災地の体感と地域の未来を考えるきっかけとする。そうやって、少しずつ『東北ファン』が増えていくといいなと考えています。

もちろん場所によって事情はさまざまですが、「震災」という観点だけにとらわれるのではなく、その地域とそこに住む人との普段からのお付き合いそのものに、こうした地域活動を継続する意味があるのではないかと思うのです。

人それぞれの継続的な関わり方で、ご縁のあった地域を盛り上げていく。
そのよい事例が、いまの東北にはたくさん出てきています。

ピックアップ

大内 征(おおうち せい)

宮城県仙台市出身。元エンジョイ!マガジン編集部員。現在は「故郷・地方・地域社会・自然」をテーマにコンテンツ・プロデュースを行うとともに、コラムや原稿なども執筆している。 ⇒ローカライズ プロダクション(loca-rise production)

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