iOS11から追加されたiPhoneの「ファイル」アプリ。
「ファイル」アプリを使えば、メールにファイルを添付する時などに楽になるんです。しかし存在は知っていても、「どうやって使うの?」と悩んでいる方は多いのでないでしょうか。
本記事では、ファイルアプリの使い方をご紹介します。
iPhoneのファイルアプリとは
iPhoneのファイルアプリは、iPhoneの本体、クラウド上、外部ドライブ上などに保存されているファイルを整理できるアプリです。
データをまとめて管理できるので、探しているものが見つけやすくなります。さらに、データをまとめておくことでメールにファイルを添付したい時にも便利になりますよ。
そもそもファイルってなに?
ファイルとは、画像や動画、文書などのデータがまとめられたものです。
パソコンなどでは一般的に使われていますが、これまでiPhoneでは各アプリ内にファイルが保存される形で「ファイル」として送受信したり、動かしたりできませんでした。それが「ファイル」アプリの登場で可能になったのです。
「ファイル」アプリでは、iPhoneの本体に入っている画像や動画、iCloud Drive、DropboxやOneDrive、Googleなどの外部ドライブ、ファイルサーバー上にあるファイルにアクセスできるようになります。
ファイルを見たい時に、その都度それぞれのアプリを開かなくても、「ファイル」アプリで一元管理できるんです。
ファイルアプリの基本的な使い方
ファイルアプリでは、ファイルの閲覧やドキュメントやフォルダの整理などができます。ここでは基本的な使い方をご紹介します。
ファイルアプリの閲覧や検索
ファイルを検索したい場合は、上部にある検索ボックスにファイル名を入力しましょう。見つけたファイルをタップすれば、ファイルの中身が閲覧できます。
ファイルの並べ替え
右上にある「…」のアイコンをタップしましょう。
「名前」「日時」「サイズ」「種類」「タグ」順など、表示順序を変更できます。
新しくフォルダを作る
ファイルの数が増えると、整理するのが大変になりますよね。そんな時に使いたいのが「フォルダ」です。
フォルダにある程度ファイルをまとめておけば、探すのが楽になりますよ。
1.新しくフォルダを作るには、右上にある「…」のアイコンをタップ。
2.「新規フォルダ」をタップ。
3.新規フォルダのフォルダ名を入力して完了。
ファイルをフォルダにまとめる
作ったフォルダにファイルをまとめていきましょう。
1.移動したいファイルを長押しする。
2.「移動」をタップすると、フォルダが表示されるので、移動したいフォルダをタップして移動完了
またドラッグ&ドロップでもファイルを移動することも可能です。
ファイルアプリの便利な使い方
ファイルアプリは、iPhoneでファイルを閲覧するだけではない、便利な使い方があります。ここではファイルアプリの活用方法をご紹介します。
添付ファイルを送信しよう
ファイルアプリに保存されているファイルは、メールに添付することができます。
メールはiPhoneの「メール」アプリを使用します。
1.下部にあるファイルアイコンをタップ
2.添付したいファイルをタップして添付完了。
またメール以外にも、LINEやChatWorkなどのコミュニケーションアプリで共有することもできます。
1.ファイルを長押しして「共有」をタップ。
2.共有したいサービスを選択して送信。
添付ファイルを保存しよう
iPhoneのメールアプリで受信した添付ファイルは、クラウドストレージに保存できます。スマホでチェックした時に保存しておけば、パソコンでメールを開いて保存し直す手間が省けます。
1.添付されたファイルを長押し。
2.「共有」をタップし「ファイルに保存」をタップ。
3.保存先を選んで「保存」をタップし、完了。
仕事にもプライベートにも活躍!
ファイルアプリを使えば、スマホ一つでもファイルやフォルダの整理が楽になりました。仕事はもちろん、プライベートなどさまざまな場所でぜひ役立ててみてくださいね。