パソコンの入力中に、日本語の変換が突然おかしくなり、困ってしまうこと、ありませんか?
例その1。
突然アルファベットに変換される。たとえば「田中」を出したいのに、「TANAKA」「Tanaka」「tanaka」などが出てきて、最後のほうでやっと漢字の「田中」が登場。
例その2。
これまで変換したこともない漢字が急に出てくる。たとえば「げんか」と入力した場合、いつもは「原価」に変換されるのに、これまで使ったこともない「減価」「言下」などが出てくる。
・・・明らかにおかしい! こんなときは、次に紹介する二つの方法を試してみてください!
※Microsoft Office IME 2007の例で説明します
解決策1:ユーザー辞書を修復する
まずは辞書ツールの修復をしましょう。
言語バーの「ツール」(道具箱のアイコン)→「プロパティ」の順にクリックします。
すると、「Microsoft IME のプロパティ」ダイアログ ボックスが表示されるので、「辞書/学習」タブをクリックします。
続いて「修復」をクリックすると、下記のダイアログが表示されます。
「修復の過程で登録している単語の一部がやむを得ず削除されることがあります。いますぐ修復を開始しますか?」という但し書きを了承した上で、「はい」をクリックします。
無事に修復できた場合、下記のダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。
・・・この方法を実行しても、まだIMEがおかしい場合は、次の方法も試してみてください!
解決策2:出荷時の状態に戻す
ユーザー辞書を修復してもIMEの変換がおかしい場合は、プロパティを初期化しましょう。ちなみに、この操作を行っても、辞書登録した単語や学習情報が失われることはありません。
まず、さきほどと同じ手順で、言語バーの「ツール」(道具箱のアイコン)→「プロパティ」の順にクリックします。
「Microsoft Office IME 2007 のプロパティ」ダイアログ ボックスが表示されるので、「その他」タブをクリックし、「プロパティの設定を規定値に戻す」をクリックします。
すると、「この機能を実行するとMicrosoft Office IME2010の設定がすべて標準状態に戻ります。実行しますか?」というダイアログが表示されるので、「はい」をクリックします。
さらに、「この操作はキャンセルできません。実行しますか?」というダイアログが表示されるので、「はい」をクリックします。
・・・これで、IMEの状態が出荷時の状態に戻ります!
変換がおかしくなるのって、相当イライラしますよね。今後そんな状態に出くわしたら、焦らず慌てず、今回紹介した方法を試してみてくださいね!