冷蔵庫がなくてもOK!遊びながら『アイスクリーム』を作ろう!

冷蔵庫がなくても作れちゃう! 真夏の野外で、遊びながらアイスを手作り! 材料と作り方、そして気になるお味は?

梅雨も明けて、外で遊ぶ機会も断然増えてきた。
アレもしたいし、コレもやりたい・・・
でも、一歩外に出ると、うだるような暑さ。
かといって、家で冷房を効かせているのも気が引ける。
そんなときに見つけたのが、外で遊べて涼しくなれるアイス作り!
一体、どんなものなんでしょ?

真夏の野外で、アイスを手作り!?

アイスクリームを作ろうと思ったら、やっぱり、冷凍庫で凍らせなきゃいけないと思うでしょ?
ところが、冷蔵庫がなくても作れちゃうんです! しかも野外で!!
で、外で作ったアイスクリームがコレ!

おいしそうでしょ?
ではでは、さっそく体験レポートしてみましょう!

えっ? アイスを作るのに塩!?

何を準備するかと言うと・・・

準備するもの

  • 大きめの筒状密閉容器・・・コレは漬物用。粉ミルクの缶などでもいいみたい。
  • 茶筒・・・100円ショップで入手。レギュラーコーヒーの缶でもOK。
  • バスタオル・・・いらなくなったモノでOK。
  • ガムテープ・・・布製のガムテープがベターです。

で、材料はこちら!

手作りアイスの材料

  • 牛乳・・・・・・・200ml
  • 生クリーム・・・・100ml
  • 卵黄・・・・・・・1個分
  • 砂糖・・・・・・・大さじ3
  • 塩・・・・・・・・250g
  • 氷・・・・・・・・2kg

そう、冷蔵庫なしでアイスを凍らすのは、氷と塩だったんです!
小学校の理科の実験、思い出すなぁ~。

子どもと一緒に、遊びながらできちゃう!

それでは、実験気分でアイス作りを開始!

まず、茶筒に牛乳、生クリーム、砂糖、卵黄を入れる。
全体の量としては、缶の半分強。
あまり入れると凍らないみたい。

で、フタを閉めたら、漏れないように念のためガムテープで止める。

そして、ひたすらシェイク!

十分に混ざったら、密閉容器の中央に缶を置き、氷を入れて塩を投入!
2回ぐらいに分けて行うと、塩がまんべんなく行き渡ります。

そしてフタが開かないように、念のため密閉容器をガムテープで止めて・・・

バスタオルを巻いて、ガムテープをぐるり。

コイツを転がします!
最初は蹴り合おうと思っていたけど、3歳児には難しかった・・・。
というわけで、手で転がし合い。
でも、1分ほどで飽きられてしまい、あとはひとりで地味にコロコロ・・・
そして10分経過。

開けてみると、氷が溶けて半分ぐらいに減ってる。
缶を振ってみると、ジャブジャブ音が・・・。これは凍っていない証拠。
で、氷と塩を追加して、再びトライ!
最初は塩が少なかった気がするので、今度は多めに入れてみることに。
転がすことさらに5分後。缶を取り出して振ってみると・・・

音がしない! 凍ってる~っ!!

想像以上においし~い!!

ワクワク、ドキドキしながら缶のフタを開けると

こんな感じ!

中のほうまで、しっかり凍ってます!

息子、大満足。

親父も大満足。
舌触りは、市販のアイスほどの滑らかさはなく、どちらかというとシャーベットっぽい感じ。
でも味は思った以上に、クリーミーでおいしいです!
今回かかった費用は、トータルで1200円くらい。3~4人分できたから、1人前300~400円。
計算しちゃうと少々割高だけど、「親子で手作りアイス・・・プライスレス」ってことでっ!

牛島義之(うしじまよしゆき)

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーランスとして独立。以降、アウトドアをはじめ、遊びにまつわる数々の原稿を雑誌やWEBサイトにて執筆している。 ⇒今日も明日も『ゆる~い生活』