いつのまにか呼び名が変わっていて、「え? コレってもう死語なのかな?」とビックリしたことはありませんか? 

世の中では、知らない間に呼び方が変わっているものがたくさんあります。今回は、それらの呼び方の移り変わりと、言い換えられた背景をご紹介します!

とっくり→タートルネック

派出所が交番? 気づいたら呼び名が変わった物事とその理由

ひと昔前は首の部分が長いセーターを「とっくりセーター」などと呼んでいましたが、それはもはや死語のようです。今は「タートルネック」と呼ばれるのが一般的ですね。「タートル」とは亀を意味しており、亀のように首がすっぽり隠れるデザインであることから、この呼び名がついています。


他にも「チョッキ→ベスト」「ヤッケ→ウインドブレーカー」のように、ファッション関連の呼称には呼び名が変わっていったものがいくつもありますが、これらは特に理由があるというわけではなく、流行によって変化していったもののようです。

派出所→交番

派出所が交番? 気づいたら呼び名が変わった物事とその理由

漫画の『こち亀』こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でもおなじみの「派出所」。日本の警察組織では「派出所」が正式名称として使用されており、「交番」は派出所の俗称でした。

ところが、「派出所」よりも俗称である「交番」の方が親しみやすいということで、1994年の警察法改正の際に「交番」が正式名称として採用され、呼称も浸透していきました。そういわれると、「交番」の方が言いやすいし、親しみやすい感じがしますね。

看護婦→看護師

派出所が交番? 気づいたら呼び名が変わった物事とその理由

"白衣の天使"などと呼ばれていた「看護婦」も、近年では「看護師」と呼ばれるようになっています。これは、看護人の多くが女性だったことからついた呼び名でしたが、時代の流れと共に男性の看護人が増えてきたことから、2002年、「保健師助産師看護師法」で男女問わず看護人のことを「看護師」と呼ぶよう規定されました。


同じような経緯で呼び方が変わった言葉として「スチュワーデス→キャビンアテンダント」、「ビジネスマン→ビジネスパーソン」などがあります。

このように、呼び名が言い換えられた背景には「ポリティカル・コレクトネス」という概念があります。これは、言葉や用語に社会的な差別・偏見を含まない公平さのこと。女性の社会進出などによって、性差を含まないように呼び名が変えられていきました。

ロスタイム→アディショナルタイム

派出所が交番? 気づいたら呼び名が変わった物事とその理由

サッカーの「追加時間」を指す「ロスタイム」も、いつのまにか「アディショナルタイム」と呼ばれることが多くなりましたね。

そもそも「ロスタイム」というのは実は和製英語で、日本以外ではこの言葉は使われていませんでした。2010年、日本サッカー協会の審判委員会が「ロスタイム」から「アディショナルタイム」へと統一されるようになった、という経緯があります。


流行や時代背景に沿って、呼び名もどんどん変わっていくんですね! 身近にある「呼び名が変わったもの」を探してみてはいかがですか?

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Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。

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