ネットで簡単にふるさと納税してみよう!仕組みも解説!

お得な返礼品などがよく話題になる「ふるさと納税」。面倒なのでは?と思いがちですが、インターネットで簡単にできます。本記事では、ふるさと納税の仕組みから解説。おすすめのサイトやパソコンやスマホでのふるさと納税のやり方もご紹介!

近年、耳にすることの多くなった「ふるさと納税」。納税と聞くと難しそうなイメージもありますが、実はインターネットからでも簡単にできるんです。
この記事では、パソコンやスマホから行うふるさと納税の方法をご紹介します。

そもそもふるさと納税とは?

そもそも「ふるさと納税」とはどんなものなのでしょうか。
ふるさと納税は、自分が「ここに寄付したい!」と思う自治体に寄付ができる制度です。1月1日から1年間を区切りとして、寄付をすると、税金の一定額が控除・還付され、さらに寄付した自治体からお礼の品がもらえます。
寄付した金額から2,000円を引いた金額が、翌年税金から控除されるので、つまり実質負担金が2,000円で、さらにお礼の品が貰えるというとっても魅力的な制度なんです。

課税所得に応じて控除される金額が異なるので注意

ふるさと納税のお礼の品には、それぞれ金額がつけられています。
これは「この金額の寄付をしてくれた人には、このお礼の品を送りますよ」という意味です。
どれだけの金額を寄付すると控除対象額を超えるかは、課税所得によって異なります。場合によっては、実質負担金額が2,000円以上になるので注意しましょう。

インターネットで簡単にふるさと納税してみよう

ふるさと納税はインターネットで簡単にできます。ここではその手順をご紹介します。

まずはシミュレーションをしよう

納税先を決める前に、まず自分の控除上限額を計算しましょう。
シミュレーションには、総収入金額、給与所得控除後の金額、所得控除額の合計額、家族構成などが必要です。源泉徴収票を用意しておくとスムーズですよ。
計算はちょっと複雑なので、シミュレーションサイトを利用するのがおすすめです。

好きな寄付先や使い道を見つけよう

控除上限額が分かったら、次は寄付先や使い道を決めましょう。
好きなお礼の品から決めてもいいですし、納税地から決めるのもいいですね。
インターネットなら自宅で簡単に検索できるのもポイント。
代表的なサイトには以下のようなものがあります。

さとふる
ふるさとチョイス
楽天ふるさと納税

これらのサイトから寄付先を選んだら、あとはインターネットでショッピングをするのと同じように住所などの情報を入力し、お金を支払います。
すると後日、お礼の品と寄付金受領証明書が届きます。

スマホからできるアプリもあります。
・さとふる(iOS版はコチラから/Android版はコチラから)
・ふるさとチョイス(iOS版はコチラから/Android版はコチラから)

申請して還付・控除を受け取ろう!

最後に必要なのが、還付・控除の申請です。税金控除を受けるには必ず必要な手続きなので覚えておきましょう。
この手続きには以下の2通りがあります。

1.確定申告で申請する
確定申告の時期に、税務署に「寄付金受領証明書」を確定申告書類と一緒に提出します。
確定申告は、自営業や不動産収入がある方が対象となり、一つの企業から給与を受け取っている人は必要ないことが多いです。ただし以下の条件のうち1つでも当てはまる人は、確定申告が必要なので注意。

1.1月1日〜12月31日の間に寄付をした自治体の数が6自治体以上
2.寄付をした自治体すべてのワンストップ特例制度の申請書を提出できなかった
3.給与所得者かつ高額医療費の支払いがあり、医療控除などの申請が必要

またこれ以外にも諸条件がありますので、自分が対象になっていないか一度確認しておきましょう。

2.ワンストップ特例制度を使う
ワンストップ特例制度とは、確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる仕組みです。
控除を受けるには寄付するたびに、「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して自治体に送ります。
1年間に寄付できる自治体は5つまでですが、確定申告をしなくても良いのでとっても手軽です。
確定申告の必要がない人、5つ以内の自治体に寄付している人は、こちらの制度を利用するのがおすすめです。

インターネットでふるさと納税はじめてみよう

インターネットを使うと申し込みも楽ですし、簡単に納税先やお礼の品がチェックできるのが魅力。時期によってお礼の品が変わることもあるので、ぜひ自分の好きなものを見つけて、ふるさと納税を始めてみてはいかがでしょうか。

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月木なつめ

会社員を経てフリーランスに。文化財学科出身なので趣味で歴史系の分野を調べることも。IT・旅行・ゲームなどの分野で執筆活動中。