*この記事は2018年11月13日に一部更新しました。

「光コラボレーションモデル」(光コラボ)とは、NTT東日本とNTT西日本がさまざまな事業者に光回線の卸販売を行うことです。これまでNTT東日本・西日本は「フレッツ光」として自社でのみ光回線を販売していましたが、光回線の普及を加速させる目的で、2月1日より同回線を他社にも提供。採用した事業者は、NTT東日本・西日本の光回線を使って、ブロードバンドインターネットサービスを販売できるようになりました。

「光コラボ」でネット代は安くなる!?

「光コラボ」を採用した事業者は、自社ブランドとして光回線のサービスを提供できます。これまで、NTT東日本・西日本の「フレッツ光」を利用してインターネットに接続する場合は、別途インターネットサービスプロバイダーとの契約が必要でした。プロバイダーが光コラボを採用した場合、ひとつのサービスとしてパッケージ化できるため、同じプロバイダーで契約するならセット価格で割安になるケースが多くなります。例えばビッグローブ光「ひかり」コースの場合、月額料金は720円も割安です。

※金額は契約状況により変わります

光コラボは、これまで利用してきたプロバイダーがサービスの提供を開始した場合、「転用」の手続きで乗り換え可能な点も魅力です。工事不要で、契約形態を変更できます。セット価格で割安になるケースも多いので、契約プロバイダーが光コラボを提供しているなら、乗り換えを検討してみるといいでしょう。

スマホとのセット割引プランがお得

NTTドコモとソフトバンクの携帯キャリアも光コラボに参入しており、光回線と携帯電話やスマホの契約をセットにした料金割引サービスを提供しています。NTTドコモは「ドコモ光」を提供。「ドコモ光パック」を利用すれば、携帯・スマホの利用料金が割引になります(※別途ISPとの契約が必要です)。ソフトバンクは「SoftBank 光」として光コラボサービスを提供。「スマート値引き」を利用することで、携帯・スマホの利用料金が割引になります。

これまでauが自社の光回線サービス「auひかり」とのセットで携帯・スマホの利用料金が割引になる「auスマートバリュー」を展開し、利用者数を増やしていました。NTTドコモとソフトバンクが光コラボにより、同様のサービスを打ち出せた──というわけです。

そのほか、MVNO(仮想移動体通信事業者)による光コラボサービスも登場しており、格安SIMとのセットなどで割引サービスが用意されています。BIGLOBE、U-NEXT、IIJ(インターネットイニシアティブ)、NTTコミュニケーションズなど、各社が相次いで参入しているので、スマホでの通信料を抑えたいという人はチェックしてみるといいでしょう。

光コラボの特徴の一つが、提供事業者がオリジナルのサービスを展開しやすい点です。例えばビッグローブBIGLOBEはビッグローブ光とスマホ(「光★SIM」)のセット割引を提供してたり、各社が積極的にサービスの差別化に取り組んでいます。

今回はすでに光コラボサービスを提供している事業者を中心にサービスの概要について紹介しましたが、今後もさまざまな事業者が参入してくる可能性はあります。動向を確認しながら「待つ」というのも、選択肢のひとつになるかもしれません。


※料金(税抜表示)などすべて2015年3月時点の情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

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荒井敏郎(あらい としろう)

ASCII.jpにて「TOKYO AUDIO STYLE」「ふぉんじょ」などの連載企画を担当。アイドルだけでなく、MacやiPhone、VRなどにも精通している。

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