「大事な結婚式の写真データが全部消えてしまった・・」
「パソコンのデータが全部消えてしまい、データ復旧を頼んだら10万円という提示が来た」
などという恐ろしい話を耳にしましたが、パソコンを使っている以上、ヒトゴトではありません。
そこで! 今回は、データのバックアップ方法をご紹介!
一口にバックアップといっても、実は色々な方法があるんですよね。
・・・まずは、オーソドックスなこの方法から!
Windowsの機能を使ってバックアップする
Windowsにバックアップ機能があるのをご存知ですか?
この機能を活用すれば、別のドライブや外付けのハードディスクに、フォルダ、ファイルなどを自動で保存できるんです。
「ハードディスクの空き容量を増やす方法」の記事でも触れましたが、最近は大容量のハードディスクも、1TBでも1万以内と手頃な価格で買えます。
・Windows7のバックアップ機能
・Windows Vistaのバックアップ機能
Windows7とWindows Vistaでのバックアップ方法は、Microsoftのサイト(上のリンク先)に詳しく説明されてます。
ここでは、写真や動画など、個別のファイルを手動で外付けハードディスクに保存する方法を説明します!
ファイルを手動で外付けハードディスクに保存する方法
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まず、エクスプローラを開いて、バックアップを取りたいファイルを表示させます(右)。さらに、もう一つエクスプローラを開いて、保存先のフォルダも表示させます(左)。
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保存したいファイルを、そのまま左のフォルダにドラッグ&ドロップすると…
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…バッチリ、左のフォルダにファイルがコピーされました!
このバックアップ方法の長所は、難しい設定などをする必要がなく、必要なファイルを保存するだけでいいこと。
短所は、手動ゆえ、保存するのを忘れてしまう恐れがあること。
「コツコツ続けるのは得意」
「パソコン全体ではなく、必要なファイルだけバックアップできればOK」
という人にはいいかもしれません。
自動でおまかせ! バックアップソフトを活用!
いちいち手動でファイルを保存するのは面倒だし、忘れちゃいそうで不安・・・。そんな人には、バックアップソフトがオススメ。
最初に必要な設定さえ済ませれば、決まった時間に自動的にバックアップを取ってくれるので、ラクチン!
ちなみに、無料のソフトと有料のソフトがあります。
ある程度パソコンの知識があるなら、ネットからダウンロードできる無料ソフトを使うという手も。「BunBackup」など、評判のいいソフトを試してみてはどうでしょう。
有料の製品CDを使うのもオススメです。
こちらの場合、もしもWIndowsが起動しなくなった場合でも、CDからソフトを起動できます。そのため、緊急時でもバックアップを試みることが可能、というメリットがあります。
たとえば、ジャストシステムの「Paragon Drive Backup 11」、AOSの「ファイナル丸ごとバックアップ」など、信頼できるメーカーが開発した有料のソフトはサポート体制もしっかりしているので、初心者でも安心です。
ちなみに、ワタシが愛用しているのは、その中間(?)のようなソフト。
バッファローの外付けハードディスクについてきた「バックアップユーティリティ」です。
毎朝6:00に、外付けハードディスクにバックアップを取るよう設定してあります。
パソコンに万一のことがあった際には、外付けハードディスクにバックアップをとるほうが安心なので、そういった意味では、セットになっているコチラはオトクかもしれません。
“ネット上に保存する”最新のサービスを活用!
今は、インターネット上にデータを保存できるサービスもあります。
インターネット上にデータを保存するので、自宅のパソコンだけでなく、会社のパソコンやスマートフォンなどからでも「保存したデータ」を使うことができます。
中でも人気の高いサービスが「Dropbox(ドロップボックス)」。
パソコンやスマートフォンに専用アプリケーションをインストールし、手順に従ってDropbox専用フォルダを作ります。
あとは、バックアップを取りたいファイルをDropbox(ドロップボックス)に放り込めば、どんどんネット上に保存してくれるんです!
しかも、2GBまで無料! それ以上は有料です(詳しくはコチラ)。
スマートフォンに専用アプリをインストールすれば、iPhoneやAndroidに保存した写真などもDropbox(ドロップボックス)にバックアップできます。
ワタシも愛用していますが、パソコンのファイルもスマートフォンのファイルも一箇所に集めておけて、どちらからでもアクセスできるのは、本当に便利です!
無料に有料。手動に自動。
どの方法にするか迷ったら、無理なく続けられそうな方法を選んでみましょう。
ひとつ言えることは、「やっておけばよかった」と後悔してからでは遅いですよ!