突然ですが、皆さん牛丼はお好きですか? 私は多い時には週に3回くらい牛丼店でランチをしています。けど、月末になると激安フードの代名詞とされる牛丼ですら食べられなくなってしまうことも。「ああ、丼に盛られた牛肉を食べたい……!」と思いながら飴をなめることもしばしばです。
そんな折、ネットで見つけたのが一杯の牛丼を3回に分けて味わう調理方法です。激安フードの王者とも言える牛丼をさらにお得に食べることで、懐が寂しいこの季節を乗り切りましょう!
牛丼を「ご飯」と「牛肉」2つのパーツに分ける!
さっそく牛丼を買ってきましょう!
購入するお店はどこでも構いませんが、紅ショウガをたくさんもらってくることがポイントです。まず、牛丼を「ご飯」パーツと「牛肉」パーツに分類します。
次に、この2つのパーツをさらに半分に分けます。
まずは「紅ショウガ漬け」でいただきます!
最初は、ご飯だけでいただく方法を紹介しましょう。
前の手順で分類したご飯に、紅ショウガをたっぷり乗せます。次にお茶を注ぎます。
湯呑からそのままドバッとかけて大丈夫です!
「紅ショウガ漬け」ができあがりました。いわゆる「お茶漬け」の進化版なので、あっさりとした味付けなのかな・・・、と思いきや、ご飯にたっぷり染み込んだ牛肉のタレは存在感バツグン。紅ショウガの酸味が牛肉の脂っぽさを中和してくれるので、胃もたれしないのもポイントです。このまま晩ご飯にもできちゃう逸品でした!
牛肉の半分はお酒のおつまみに
いよいよ牛肉部分を食べていきます! と言っても、今回調理にかける時間はゼロ。牛丼屋自慢の牛肉を、お酒と一緒にいただきましょう!
牛丼の牛肉部分をお酒と一緒に食べる方法は、ネット上でもすでに紹介されているのですが、大体メインのお酒に選ばれているのはビールです。それを今回は・・・・・・
赤ワインをお供にしてみました!
「紅ショウガ漬け」を作ったときも思ったのですが、牛丼って”甘い”んですよね。ごはんと分けて牛肉だけで食べると、その甘味がより強調されるような気がしました。それを赤ワインのお供にすると、牛肉の甘さが少し抑えられ、肉本来の味や食感がより鮮明に!
牛肉の食感に舌鼓を打っていると、あっという間にひと皿完食してしまいました。本当は牛肉の残り半分に手を出してしまいたかったのですが、ここは我慢。今回試したワインは、コンビニで買った400円程度のものなので、ぜひお手軽なほろ酔いセットとして試してみてください。
最後は、牛肉とご飯を炒めてチャーハンに
さて、ここまでご飯と牛肉をバラバラに食べてきましたが、いよいよこの2品を共演させるときがやって参りました!
残ったご飯と牛肉をフライパンに投入し、ざっくり炒めていきましょう!
ご飯が牛肉と絡み合い、牛タレの香ばしさが漂ってきたらお皿に移す頃合です。このとき、卵と一緒に炒めてもおいしいと思うので、冷蔵庫のストックに余裕がある方は試してみてもよいでしょう。
牛肉チャーハンの出来上がりです! 牛丼を食べ切れず冷蔵庫に保存した場合にも、この調理法は活用できますよ。
もともと牛丼だったものをチャーハンに作り替えたことで、ご飯から汁っぽさがなくなり、お米一粒一粒を味わって食べられました。牛丼をそのまま食べるときって、タレが丼の底まで染みているからか、どうしても飲み込むように食べてしまいますものね。
以上、一杯の牛丼を3回に分けて楽しむ方法でした。
私は今回の調理方法を試し、牛丼チェーン店の企業努力に頭が下がる想いでした。噛みごたえのあるおいしい牛肉、ご飯一粒一粒に染みわたるタレ・・・・・・。こんなにクオリティの高いジャンクフードをワンコイン以下で楽しめるなんて、幸せこの上ないことです。
そして、改めて気づきました。牛丼はそのまま食べた方がおいしい、ということに。皆様、普段から計画的な貯蓄に励み、ありのままの牛丼に舌鼓を打ちましょうね。