Zoomなどでオンラインミーティングを行うときに便利な「バーチャル背景」。
多くのオンラインミーティングで手軽に設定でき、
生活感もプライバシーも手軽に隠せるため、重宝している人も多いことと思います。
一方でバーチャル背景を使っていると「色ムラが出て、不自然になってしまう」というお悩みをもつ人も多いのでは?
バーチャル背景を使うと、このように人物と背景の間にムラがうまれて、どうしても不自然な画面になってしまいがち。
背景と自分の髪や肌、服などの色が似ていると、その部分も背景と認識されて色ムラができたり、透けて見えたりしてしまうんですね。
本などの小物を取り出したときに、背景が透けてしまう、という経験をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
なぜこうなるかというと……。PCのスペックが動作環境を満たしていないことから、バーチャル背景に対応できないようです。
ですが……あるアイテムがあれば解決できるんです!
バーチャル背景使用のカギは「グリーンスクリーン」
▲折りたたみ式のグリーンバックを広げたところ
バーチャル背景を使用しようとしたとき「グリーンスクリーンがあります」と表示されることがありますが、そもそも「グリーンスクリーン」って何?と思った人も多いと思います。
「グリーンスクリーン」とは、緑色の背景のこと。「グリーンバック」とも呼ばれます。
背景色には、人物の肌色と正反対に位置する関係の色の組合せを用いることで、より自然にきれいに見せることができます。
正反対に位置する色のことを専門用語で「補色」といいます。
人間の肌の色と補色の関係にあるのがブルーやグリーンなんです。
つまり、ブルーやグリーン一色の布を背景に広げることで、人物を含めたバーチャル背景がよりキレイに映し出されるようになるのです。
▲グリーンバックの裏面がブルーになっているものもある
ブルーの場合は、全体が青みがかって画面全体が暗くなってしまうこともあるため、グリーンの背景が使われることが多いようです。
「グリーンスクリーン」で色ムラなく自然に!
このような映像技術は「クロマキー」と呼ばれ、「グリーンスクリーン」は元は映像業界で使われていたものですが、コロナ禍でオンラインミーティングが広まったこともあり、購入する人が増えているようです。
また、メルカリやネットオークション出品の際の撮影などにも使われています。
このような折りたたみタイプ
吊り下げもカンタンで、布を広げたときに、ヨレやシワがないほうが、よりキレイに映るのでおすすめ!
▼Zoom会議の背景に便利な「グリーンスクリーン」各種はコチラ
「グリーンスクリーン」の使い方はカンタン
まず、グリーンスクリーンを背景に置いてからバーチャル背景を選択すると、自動的にグリーンスクリーンが検出され、バーチャル背景が設定できるようになります。
▼before
▼after
色ムラや透けてしまう現象もなくなり、ストレスなくオンラインミーティングに参加することができますよ!