Androidデバイスのうち、Android 4.1(開発コード名:Jelly Bean)以降のOSを搭載する機種が対応するGoogle製のパーソナルアシスタント機能「Google Now」。
ユーザーの現在地情報やカレンダーに登録したスケジュール、Gmailで受信した内容などをもとに、ユーザーをサポートする情報を適時表示してくれる便利な機能です。
Android 6.0からは「Now On Tap(ナウ・オン・タップ)」と呼ばれる新機能の登場により、ホームボタンを長押しするだけで簡単に呼び出せるようにもなりました。
そんなGoogleがつくるアシスタント機能ですが、現在はこれとは別にAI(人工知能)を用いた新たなアシスタント機能「Googleアシスタント」が開発されています。
そしてこの一部機能を日本語で試せるアプリが登場しているということはもう知っていますか? まだならぜひ、試してみましょう!
「Google Allo」をインストールする
Googleアシスタントを日本で試すためには、まず「Google Allo(グーグル・アロ)」と呼ばれるGoogle製のメッセージアプリをインストールします。
公式アプリストアのGoogle Playで「Google Allo」と検索すればすぐに見つかるはずです。
アプリ起動後はすぐに試せる
アプリをインストールしたら早速起動。一部機能へのアクセス権限を許可すると、メイン画面上にさっそくスレッドがひとつできています。これを選ぶとGoogleアシスタントが試せますよ。
GoogleアシスタントはAIを用いたパーソナルアシスタント機能なので、より精度の高いサポート情報を提示してもらうためには位置情報の使用なども許可しましょう。なおもし嫌であれば、位置情報ナシで(使用を許可せずに)試すこともできますので安心してくださいね。
このスレッドではメッセージの話相手自体がGoogleアシスタントとなっています。そのため質問を入力すると、それに応じてGoogleアシスタントが自ら考え、最適な情報を返してくれます。
質問やメッセージは画面下の入力スペースをタップ後、キーボードから文字入力するのが基本となります。ただし会話の内容によってはGoogleアシスタント側から選択肢が提示されることもあり、この場合は表示された項目からひとつ選んでタップするだけでOK。
Googleアシスタントはあなたの情報を学び、あなただけのアシスタントへと進化していきます。使い込むほど、さらにあなた向けの情報を返してくれるようになりますよ。
海外ではこの機能が音声だけで完全に使用できるスマートフォンも登場済み。まだ日本語音声での使用はサポートしていないものの、近いうちに機能として追加されることが予想されます。
検索エンジンを開発するGoogleならではの賢いAI「Googleアシスタント」。ぜひその機能を一足先取りして、楽しんでみてください。
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